排他的チャネル政策_001
排他的チャネル政策とは、専売的マーケティングチャネル・専属的マーケティングチャネルとも言われ、販売先を厳しく限定して製品を卸すというチャネル政策です。

このような方法は、販売先には自社の製品を独占的に販売させる権利を与える見返りとして競合他社の製品の取り扱いを禁止するといった方法です。

クルマ屋さんなどはこのようなチャネル政策になっているケースが多いと言われています。例えば、Hondaのクルマを売っているお店は日産やトヨタのクルマは売っていないですよね?また、ダイハツのお店もスズキやマツダのクルマを売っていないですよね?

このように、あるメーカーの製品だけを取り扱っているような場合が、排他的チャネル政策のイメージです。

この排他的チャネル政策を採ると、販売店は自社の製品を取り扱っているという事で、差別化ができ、固定客を作りやすくなると言われています。しかし、その反面、取り扱える製品の種類が限定されるため、消費者が満足できるような品ぞろえを行いにくいという欠点があります。

もっとも、取り扱おうと思っている製品に十分な魅力がないとこのような形態を採ることは難しくなります。上の例のようにクルマであれば、Hondaもダイハツもマツダもそれぞれに十分な魅力を持っているので成り立つのです。

しかし、本ブログ「まんがで気軽に経営用語」関連グッズの専売店にはなりたいとは思いませんよね?

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