見える化_001
見える化とは、情報などを共有して問題点をみんなが見えるようにする事をいいます。見えている問題点ならば解決されやすいだろうという発想ですね。

この見える化は製造の現場では昔から行われてきた事です。例えば、トヨタの「あんどん方式」とか「かんばん方式」といった事例です。

「あんどん方式」とは、製造の現場で問題が発生した時に、「あんどん」が点灯して問題の発生を工場内に伝えることができるといった仕組みです。

また、「かんばん方式」とは、部品とその数量を「かんばん」に書いておき、製造の現場で回していくことでジャスト・イン・タイム生産(必要なものを必要なとき必要なだけ)といった無駄のない生産形態を実現することができます。

また、他の例えとしては、売上原価が膨れ上がってほとんど粗利益(売上総利益)が取れていないような企業があったとします。そのため、その企業はいつも赤字すれすれの状況でした。

このような問題点は、損益計算書を見れば誰でもわかるのですが、誰もがそういった財務諸表をワザワザ見るわけではありませんよね?

そのため、見える化として、例えば粗利益率が低くなったら照明の色が変わるとか、グラフを常に張り出しておくといった事をするような事が考えられます。

問題点を常に見せつけられているのならば、解決に向けて人は動くことが期待できるためです。

このように、「見える化」 とは製造の現場だけに限定されている考え方ではなく、企業全体に適用できる考え方なのです。
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