シーズ志向_001
シーズ志向とは、製品開発の元となる技術や利用可能な資源ありきで製品やサービスを開発していく考え方のことを言います。

例えば、画期的な軽い素材を作れるため、その素材を生かした製品を作るであったり、接客に長けた人材がたくさんいるから、接客サービスを強化した新しいコンセプトのお店を作るといった考え方です。

自分の持っているモノを生かして、商売をするといったイメージですね。

このシーズ志向で製品やサービスを開発する場合、しばしば非常に画期的なモノを開発できることがあります。

逆に、ニーズ志向でいった場合、市場のニーズに合わせて製品やサービスを開発するため、顧客が理解できないような画期的なモノは生み出されにくいという事があります。

例えば、一昔前は日本国内ではいわゆるガラケーが全盛を誇っていました。当時、日本企業は日本市場のニーズに合わせた非常に精巧な携帯電話を開発していました。

しかし、現在はスマートフォンという新しい考え方の携帯電話が生まれてきており、当時ガラケーを開発・販売していた企業に、当時の輝きはなくなりつつあります。

このようなことはイノベーションのジレンマとか破壊的イノベーションといった言葉で表されています。

このように、シーズ志向はうまく機能すれば非常に革新的な成果を生み出す可能性があるのですが、うっかりすると自己満足に陥る危険性もあります。

これは、製品志向といったイメージに近いです。「いいものを作れば売れる」という言葉が表しているマーケティングコンセプトですね。
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