損益計算書_001
損益計算書とは、ある期間の経営成績を示すための財務諸表です。英語ではprofit and loss statemenやincome statementと表記されます。

ビジネスの世界では良く「P/L(ピーエル)」と言う言葉を聴いたりしますが、これはこの損益計算書を示している言葉です。
 
あなたが会社に勤めている場合、勤めている会社が儲かっているかどうかはとても大切なことですよね?(儲かっていないとあなたのお給料は上がらないですからね。)

また、あなたがどこかの会社に出資していたとしたら、その会社が儲かっているかどうか、関心がありますよね?

他にも、あなたがお金を貸している企業の業績も気になりますよね?

このように、損益計算書とは様々な利害関係者(ステークホルダー)に経営成績を伝えるための財務諸表です。

さて、財務諸表ではこの損益計算書の他に貸借対照表と呼ばれるものもあります。貸借対照表と損益計算書はよくセットで語られますが、集計される期間の考え方が異なります。

損益計算書は「ある期間の経営成績」という表現になっているため、例えば、平成24年度(1月1日から12月31日まで)の期間で儲かったかどうかという、経営成績を示しています。

貸借対照表はこれとは異なり、「一定時点の財政状況を示している」という表現になります。例えば、貸借対照表は平成24年1月1日時点の財政状態を示していると言えます。

このように、損益計算書は、ある期間を、貸借対照表はある日を示している財務諸表であるという事ができるのです。
事業を営むのに必要な情報
姉妹サイトとして開業や創業、事業経営に大切な情報をコンサル目線でまとめてみました。