自己資本比率_001
自己資本比率とは自己資本を総資産で割って算出した比率です。会社が持っている総資産のうち、どれだけの部分を自己資本で調達したかを示す指標です。一般的に、この指標は高い方が良いとされています。

自己資本比率は以下の計算式で求めることができます。

自己資本比率=自己資本÷総資産×100%

この自己資本比率が高ければ高いほど、会社の財務は安定していると考えることができます。

例えば、100万円の総資産を持っているA社とB社の2つの会社があったとします。

そのうち、A社は80万円分が自己資本だったとします。その場合、A社の自己資本比率は

自己資本比率=80÷100×100%=80%

となります。

一方、B社は20万円が自己資本だったとします。この場合、B社の自己資本比率は

自己資本比率=20÷100×100%=20%

となります。

さて、どちらの会社の方がいわゆる安定している会社でしょうか?この指標だけで判断するのであれば自己資本比率が80%のA社ですよね?
自己資本比率
貸借対照表の貸方(右側)を会社の資金の調達源泉と考えると、負債は他人のお金(他人資本)、純資産は自分のお金(自己資本)であると考えることができます。 そうすると、自己資本比率は総資産のうち、どれだけの比率を自分のお金で調達しているかを示すイメージとなります。
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