希薄化_001
希薄化とは、株式の発行された数が増え、株式の価値が薄まることを言います。一株当たりの利益が薄まるといったイメージで文字通りの意味ですね。

株式は、増資や新株予約権を行使されることによって発行数が増加します。そして、株式の発行数が増加した場合、一株当たりの利益は減少します。

例えば、100万円の利益を上げている会社が100株発行していた場合には、一株あたり利益は1万円です。

この時、会社が増資として100株を追加で発行したとします。利益の水準が変わらなければ、一株当たりの利益は5千円になってしまいますよね。

もちろん、増資で新たな資金を得ているので、利益の額は増えると考えられますが、その増え方が少なく、一株当たりの利益が小さくなるようなケースは希薄化と言われます。
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