コンセプトイン_001
コンセプトインとは、顧客の製品開発が始まる初期の段階(コンセプト設計段階)で自社製品の採用を働きかける営業活動の事を言います。

顧客のためとなる技術を提案して、製品開発におけるパートナー的な立場を目指します。

■提案力がものを言います 

この考え方はデザインインと同じ考え方ですが、デザインインよりもさらに上流の製品のコンセプトを決める段階から働きかけます。

例えば、薄くて非常に強い板を開発した会社があるとします。その会社が顧客の製品開発のコンセプト段階で「こんなに薄くて強い板があります」と働きかけることによって、その技術を前提とした「世界で一番薄い携帯電話」といった製品が開発されることとなりました。

このような、段階で働きかければ、自社の製品を使用してもらう確率は非常に高いものとなると考えられます。

なんと言っても、薄くて強い板材の利用が前提となって製品を開発するわけですから。

■パートナーシップを狙います

このコンセプトインは、その後のパートナーシップの構築を狙っています。そのため、積極的に相手企業の立場に立った提案をしていくこととなります。

このことが成功すれば、大きな利益が見込めます。なんと言っても、自社製品の採用が前提となって製品開発をしているわけですから。

しかし、そのようなメリットの大きな方法であるため、競合他社もコンセプトインを狙っています。

そのため、競争がとても激しい考え方となります。

また、十分な供給能力を持っていないとコンセプトインは成り立ちません。もちろん自社で供給するのではなく、特許権などを確保しつつライセンス生産を実施してもいいのですが、大きな企業と協業しようと考えた際には、そのあたりの構想も持っておく必要があります。

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