退蔵益

退蔵益とは、プリペイド型の金券などを購入したお客さんが、その金券を使わないことによって発生する利益の事です。お客さんが前払いしたけれども、商品やサービスに換えなかったことによる利益と言い換えることもできます。

みなさんの机の引き出しの中にも、まだ使い切っていない図書カードやテレホンカード、バスカード、パスネットの類が眠っていませんか?

そして、それらの金券はまだ使うことができますか?中には有効期限が切れていたり、サービスが終了していたりでもう使えないような金券もあると思います。

でも、使えないと言っても、その金券を買う時にお金を払っていますよね?お金だけもらって商品やサービスを提供しない。なんだか、金券を発行する側の立場からすると美味しい話ですね。

例えば、みなさんが会社の同僚に珈琲を淹れる回数券を販売したとします。その回数券は半年の有効期限を設けていました。

大量に販売した後、あなたは一定の数の回数券は決して使用されずに有効期限が切れる事に気が付きました。

さて、この有効期限が切れた分の回数券の販売で受け取った金額はどうなるでしょうか?もちろん、みなさんの手元にマルマル残ります。これは費用が発生していない利益だから非常に美味しいですよね。(もっとも同僚相手に有効期限が切れたから交換しないと言えるかどうかは別問題ですが。)

このまんがでは、学食の回数券を発行しています。最終コマでは毎年一定の比率で回数券は使用されない(退蔵益が見込める)と言っています。 
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