レッドオーシャン_001
レッドオーシャンとは激しい競争環境の血みどろの海のことを言います。といっても、競争はあるのが当たり前なので実質的には通常の市場の事を指します。

これは、ブルーオーシャン戦略の説明でブルーオーシャンとの対比で既存の市場を説明したことから来ています。

すなわち、ブルーオーシャンとは新市場であり、競争のない青い海である。これに対して既存の市場はレッドオーシャンであり、血で血を洗う競争が行われているとした事から来ています。

この競争が激しい市場(レッドオーシャン)では、競争の果てに製品がコモディティ化してしまったり、儲からなくなってしまったりするとされていいます。

このレッドオーシャンでは通常市場と同じように競争がありますので、様々な競争戦略を駆使して生き残っていく必要があります。

このまんがでは、受験勉強は競争が激しいレッドオーシャンであると言っています。通常の受験は、やることが決まっているわけですから(戦う土俵は決まっているわけですから)、その中でより高いパフォーマンスを発揮した人が勝つという感じです。

そうなると、血で血を洗うような激しい競争が待っているというわけです。その結果、レッドオーシャンになる(海は血で染められて赤くなる)というイメージです。

大人の競争とは、ここが異なる部分ですね。大人になると、自分で戦う土俵を選ぶことができますし(得意なことで勝負するという選択肢があります)、場合によってはブルーオーシャン戦略のように、自らの土俵を作り上げることもできます。

ただ、それを指摘したところで授業をサボる言い訳にはならないですよね。
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