ロングテール_001
ロングテールとは販売数量が少ない商品を沢山そろえることによって、全体としては無視の出来ない大きな売り上げを占めることができることを言います。

これは売れ筋から順番に並んだグラフを描くと、あまり売れていないモノが長い尻尾のように右に伸びていくことから名づけられています。
ロングテール
通常は売上上位20%の品目で80%を売り上げるとの経験則があり(パレートの法則)、いわゆる売れ筋商品に力を注ぐことこそが、上手い商売のやり方であるとされてきました。この図でいうと、左側の販売数量が多い領域の商品群が売れ筋ですね。

このための分析方法としてABC分析などの手法も考案されています。

しかしインターネット上の小売業では、店舗の物理的スペースといった制約がなく、更に実店舗がないので低コストで販売することができるため、ごくまれにしか売れないような商品であっても、販売することができるようになりました。

このように、ほとんど売れないようなモノであっても在庫のコストが無視できるくらい小さければ、機会ロスを防げることのメリットの方が大きくなります。

そして、このような考え方をロングテールというのです。

このまんがでは、倉庫などのコストがほとんど無視できるようなので、いわゆる死に筋商品を集めたインターネット上のお店を出したようです。

このまんがではロングテールを狙う方式が上手くいったようで、いい商売だと言っています。
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