スタグフレーション_001
スタグフレーション(stagflation)とは不況とインフレが同時に起こる状態を指す言葉です。

インフレが起こると、物価が継続的に上昇します。このインフレの原因の一つとして、好景気があると言われています。これは、好景気なのでみんなが色々なモノを欲しがり、その結果需要が供給を上回ってモノの値段が上がるためです。

その反対に、通常は不景気の場合にはモノの値段が下がります。これは、需要が減退するため、供給の方が需要よりも大きくなるためです。(参考:デフレ

しかし、不景気にもかかわらずモノの値段がむしろ上昇してしまうような現象が発生することもあります。この場合は、モノの値段は上がるし、使えるお金も減るしで非常に生活は苦しくなってしまいます。

このような現象をスタグフレーションと言います。 これはスタグネーション(stagnation)『不景気』とインフレーション(inflation)の合成語です。

このまんがでは、製造業の社長がコストが上昇した結果モノの値段を上げないとやっていけないと言っています。

その結果、物価は上がりましたが景気は悪くなったので先生の生活が苦しくなったと言っています。まさに、「働けど働けど なお我が暮らし楽にならざり ぢっと手を見る」 といった心境ですが、それを生徒に指摘されてむっとしているようです。
事業を営むのに必要な情報
姉妹サイトとして開業や創業、事業経営に大切な情報をコンサル目線でまとめてみました。