スイッチングコスト_001
スイッチングコストとは、現在利用している製品やサービスからの乗り換えの際に発生するコストの事を言います。このスイッチングコストが高ければ顧客が流出することを防ぎ囲い込みを行う事ができます。

このスイッチングコストには単に金銭面だけのコストだけではなく、手間がかかる・新しいことを覚えるのが面倒だという心理的なコストも含まれます。

このようなコストがあるため、消費者は現状の製品やサービスより新製品、新サービスが明らかに優れているように見えたとしても、簡単には乗り換えたりしないのです。

例えば、ずっと昔からある携帯電話(いわゆるガラケーというやつですね)を使っている人がいるとします。

あなたは携帯電話屋さんで働いており、その人に新しくスマートフォンを勧めているとします。

あなたは、昔からの携帯電話に比べ、新しいスマートフォンは非常に優れていると力説しますが「ワザワザ覚えるのが面倒」といった理由で断られてしまいました。

この場合、昔からある携帯電話を使っている人は心理的なコストが大きいため、スマートフォンに乗り換えることを拒否したと考えられます。

他には、よくあるポイントプログラムもスイッチングコストを高めるための方法として使われています。家電屋さんなどで莫大なポイントがたまっているとすると、なかなかほかの会社のお店に乗り換えにくいですよね?

また、携帯電話を途中で解約すると違約金を取られるといった事もこのスイッチングコストを高める方法の一つです。

逆に言うと乗り換えてもらうためには、このスイッチングコストを低くすればよいのです。

例えば、携帯電話の途中解約の違約金を負担してあげるであったり、操作しやすい製品を作り、新たに覚えなければといった心理的なコストを引き下げるといった方法が考えられます。

このまんがでは、レジの機種を変えた事が原因で、夜遅くまで操作を覚えるためにかかってしまったようです。この新しい機械の操作を覚えるといった事もスイッチングコストの例です。
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