無限責任_001
無限責任とは出資した団体や法人が破たん・倒産した場合、その事業に伴って発生した経済的損失について、その出資の金額のみならず、私財をなげうってでもその債務を弁済しなければならないとするものです。

この無限責任の場合、出資額以上の損失を被る可能性があるという事が言うことができます。有限責任に比較して、責任の範囲は非常に重くなっています。

この無限責任の例としては、合資会社の無限責任社員、合名会社の社員などがあげられます。(ここでいう社員とは従業員の事でなく、出資者の事を言います。)あと、個人事業主も無限責任という事ができます。

例えば、あなたは合資会社の無限責任社員として事業に取り組んでいたとします。しかし、事業が思わしくなく市場から撤退することにしました。

現在、会社の総負債額は100万円、会社持っている資産は50万円だったとします。(債務超過ですね。)こういった場合あなたは個人の財産から、会社の持っている資産すべてを使って払っても、払いきれなかった残りの50万円を支払う必要があります。

このように会社などが倒産しても責任の範囲を限定されないことを無限責任と言います。逆に、清算しようとした会社が株式会社だった場合には、あなたは出資した額をあきらめるだけでそれ以上は1円も支払う必要はありません。それは株式会社の株主は有限責任だからです。

もっとも、事業の経営者は金融機関などから融資を受ける際には個人保証を求められることが非常に多く、事実上無限責任になっているのですが、理屈の上ではこのようになっています。

このまんがでは先生は毎月お金を支払っているようです。これは出資していた会社が倒産してしまい、借金が残ったためであると言っています。

通常は、会社が倒産した場合、投資額だけをあきらめれば済むのですが(有限責任)、この先生は無限責任を負っているようで、会社の倒産では免責されていないようです。 
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