内部金融_001
内部金融とは自己金融とも呼ばれ、企業が必要とする資金を、企業内部から調達する方法を言います。簡単に言うと、必要なお金は自分で用意するという事です。

この内部金融の例で一番すぐに思い浮かぶのは内部留保(儲けたお金を内部に留保しておく)だと思います。儲けたお金を使わずに取っておけば現金が増えますよね。しかし、この内部金融には減価償却による資金調達(現金が出ていかない費用=現金が手元に残る)も大きな部分を占めます。

例えば、ラーメン屋さんを営んでいる人が隣町に支店を出そうと考えているとします。そして、この支店の開店には1,000万円の現金が必要であるとします。なお、このお店のオーナーは自己資金だけでお店を回転したいと考えているとします。

このオーナーの会社は毎期300万円の減価償却を行っています。そして、いろいろな費用を支払い、税金を支払い、株主にも還元した結果、毎期200万円内部留保できるとします。

そして、これらの内部金融で得た現金はずっとためておくこととします。

現在現金が0だとすると、オーナーさんの希望を叶え、全額現金払いでお店を開店するためには2年間待ってもらう必要があります。

減価償却300万円×2年=600万円
内部留保200万円×2年=400万円
合計=600万円+400万円=1,000万円

非常に簡略化した説明ですが、内部金融のイメージはこんな感じです。

このまんがでは手元に現金があるので、設備投資をしようとしています。ただ、どうやらこのまんがで出てくる、全自動食器洗い機を買えるほどの利益は出ていないと言っています。

そのため、このまんがに出てくる男子生徒さんは、そんなに手元に現金がないでしょと心配しています。

それに対して先生は減価償却分で現金は回収できていると言っています。いずれにしても、このように自社内で必要な資金を用意することを内部金融(自己金融)と言います。
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