ターゲット・マーケティング_001
ターゲット・マーケティングとは、市場をいくつかのセグメントに分割(市場細分化)して、その分割したセグメントに対して狙いを定めて(標的市場の選択)自社の製品やサービスを提供(商品のポジショニング)していくことを言います。これらの活動の頭文字をとってSTPマーケティングと呼ぶ場合もあります。

イメージとしては、分割した特定の市場に狙いを定めてマーケティング活動を行うような感じです。

例えば、健康に気を使う30代男性ビジネスパーソンという感じに顧客層を特定し、そこに向けて「男の早朝ジム」というサービスを提供するような活動を考えてみていただければと思います。

この場合、対象とする顧客は「健康に気を使う30代男性ビジネスパーソン」となります。そして、この層に効果的に訴えかけられるようなマーケティング活動を行っていくのです。

また、このターゲット・マーケティングを採用したとしても、市場へのアプローチの仕方から「無差別マーケティング」 「差別化マーケティング」 「集中化マーケティング」の3つに分類されると言われています。

このまんがではお客さんの要望が多様化してきて売上が伸び悩んでいると言っています。それに対して、最終コマでは先生が、バニー好きの人をターゲットに販売を行っていくことを提案しています。

ある特定のセグメントに対して経営資源を集中する事を考えているようですが、そのセグメントに経営資源を集中する事で収益をあげられるかどうかは別の問題ですね。
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