先入先出法_001
先入先出法(FIFO)とは、棚卸資産などの払い出し価格を評価する方法の一つです。この先入先出法は、一番昔に取得したものから払い出していくと仮定して計算を行う方法です。

例えば、お魚屋さんが仕入れた魚を売っているとします。その場合、一番前に仕入れた魚から売っていかないと、どんどん魚は古くなり最悪の場合食べられなくなってしまいます。そのため、実際に古いものからどんどん売っていくと考えられます。

このように実際のモノの流れと一致しやすい方法という事ができます。

もっとも、ガソリンスタンド等で一旦タンクに入れてそこから払い出す(タンク内で混ざってしまう)、セメント屋さんが使うための砂利は上の砂利から使われる(新しい砂利は上に積まれ、使われるのも上から)等、実際のモノの動きと必ず一致するわけではないので計算をするためのお約束であると割り切っていただければと思います。

また、インフレ時(モノの値段がどんどん上がっていく場合)には払い出し価格は昔の安い価格となり、物価の上昇分がそのまま利益になってしまうといった問題も指摘されています。

このまんがでは古いものから売るという目論見が外れて新しいおにぎりばっかり売れているようです。このような場合、先入先出法を使うと実際のモノの動きとは異なってきますが、先入先出法は計算上のお約束なので、気にせずに適用して計算を行います。
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