キーデバイス_001
キーデバイスとは製品を構成する上での中心的なモジュールでキーコンポーネントと呼ばれるものです。

このキーデバイスを自社の固有のものとして持っていれば他社との差別化を行うことが容易となりますが、このキーデバイスを他社から調達しているような場合、差別化を行うことが難しくなり、価格競争に陥る危険性が増します。

例えば、車のエンジンを他社から調達している車メーカが他の車メーカと差別化した製品を開発する事は容易でしょうか?逆に、特色のある高性能なエンジンを持っている車メーカはそれだけで差別化が容易であると考えられないでしょうか?(あまり車に詳しくない筆者でもこの例を考えたとき、マツダのロータリーエンジンって言葉が浮かんできました。)
 
ただし、一昔前にキーデバイスと考えられていた部品が今日では中間財市場で販売され、中間財市場が成立しているケースも多くなっています。

例えば、PCのCPUやメモリ、ハードディスク、OSなども中間財として市場が成立してしまっています。

このように中間財市場が成立しているような製品は、コモディティ化が進展しやすくなるといった現象が生じています。

このまんがでは、一年生がホルンのマウスピースを探しています。マウスピースがないと音が出せないため、最重要な部品であるということができます。

このように楽器の音を出すといった最重要の機能を担う部品であるため、ホルンのマウスピースはキーデバイスであるということができます。

もっとも、マウスピースはいろいろなメーカが販売しており、例えばヤマハのフレンチホルンに他社のマウスピースを取り付けても使用することが可能です。その意味では、中間財市場が形成されているキーデバイスであると考えることが可能です。 
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