
消費財とは最終消費者が個人や家庭で使用するために購入するものです。財はその使用目的によって、消費財と生産財とに分類することができますが、最終消費者が自分で使用する場合消費財となります。
具体的には、食料品から洗濯機や冷蔵庫のような家電、PC、衣料品、マッサージサービスなどのように個人が使用するようなモノやサービスのイメージとなります。
一般的な小売業家電量販店で買ってくるような商品が消費財であるとイメージしてもらえればと思います。
この区分は商品のものというよりも、誰が利用するかといったところに視点をおいた区分になります。
例えば同じ商品であっても、家庭で消費するのであれば消費財となりますし飲食店などの食材になるのであれば生産財となります。
また長く使う消費財は耐久消費財、一度しか使わないような商品については非耐久消費財といった形で分類がされます。

さすがにウチの商品は全部消費財だよね。

そうねファンシーショップの商品は基本的に消費税になると考えられるわね。

ふふふ甘いのね。ファンシーショップでも生産財になり得るもの売ってるわ。そもそも消費財と生産財はどう使うかの区別だから、何が生産財になるのか分からないのよ。
■生産財との比較
最終消費者が個人や家庭で使用するために購入するという定義から生産財と比較して次のようなことを言うことができます。
■1.顧客の特徴
多数の顧客が全国に分散している。また組織だった購入行動を行いません 。そのため心理的価格政策などのテクニックが有効に機能する場合があります。
■2.購買数量
少量購買が中心となります。
■3.顧客の専門能力
一般消費者が顧客層なのでイメージ等で判断されます。逆にいうと、イメージ訴求が有効である。
・消費財を販売するビジネスで考慮すること
誰に売るのかを明確にすることが非常に重要となります。お客様確かに日本全国どこにでもいます。また色々な人が消費財をかってくれると思います。
しかし誰のための商品なのかこれを明らかにすることが結果として、良い成果につながります 。
その上でどうやって売っていくかまたどのような商品が好まれるかと言ったことを常に研究していく必要があります。
いずれにしても消費財を適切に販売するということは商売のセオリーに従ってやって行くことに他なりません。
このまんがでは、3コマ目で食品は常に『消費財』になるか?と聞いています。しかし4コマ目ではそうとも限らないと言っています。
一見、食品は最終消費者が消費するために購入するもののように思えますが、 お弁当屋さんがお弁当の材料に使用するといったケースでは『消費財』ではなく『生産財』となります。
非耐久財
生産財
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