Comic_kankanou_001
管理可能費とはその人の責任部門で発生する費用で、その人が実質的に影響を及ぼす事が出来る費用です。

例えば、自分のクラスの生徒たちの成績は自分の頑張りで良くすることができると考えられます。このように、自分が影響を及ぼすことができる事を管理可能費と言います。

一方、管理不能費とは、その費用の発生に対して影響を及ぼす事が出来ない費目の事を言います。

この例のように学校全体の成績には一年生の担任であるこの先生たちは実質的に影響を及ぼす事ができないため管理不能費となります。

この先生達が言っているように、校長や教頭にとっては管理可能となるので管理可能費となります。このように同じ対象であっても、その人が保持している権限や判断する期間が変わると管理可能・不能は変化します。これは持っている権限で管理可能・不能を考えた例です。(そして、意思決定できる範囲には階層構造があると言われています。意思決定の階層構造

他の例では、工場の減価償却費はたとえ社長であっても一年など短期では管理不能費ですが、長期では工場をつくる・移転する・壊すなどの意思決定ができるため管理可能費となります。これは時間軸で管理可能・不能を考えた例ですね。

このように、管理可能・不能は切り口によって変わってきますが、ある人の業績を測定しようとした際は、自分の管理できる事に対してのみ責任を負わせることが原則です。

このまんがの例のように、自分の力でどうにもならないことで業績を測定されたらやる気が無くなってしまいますよね?そのような事があるため、管理可能・不能を分ける事に意味があるのです。
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