まんがで気軽に経済用語

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2013年02月

組織論
2013年2月28日

ダイバーシティー

ダイバーシティー_001
ダイバーシティーとは、経営用語として使われるときは、多様な従業員を積極的に受け入れ・活用することによって成長を目指すという考え方を指します。

世の中にはいろいろな人がいます。例えば、国籍が違ったり、性別や世代が異なる、また、価値観や受けた教育が異なる等、それこそ一人一人が違っています。

ただ、そんな一人一人が違う世の中でも、ある程度は同質な人を集めることも可能です。例えば、学校を優秀な成績で卒業した人だけを集めるとか、社長と同世代の人材を集めるとかというイメージですね。

しかし、組織が同質であることを重視していたら、優秀な人材を集めるための母集団が少なくなってしまいます。(優秀な20代だけを探すより、優秀な20代から50代の人を探す方が母集団は多くなりますよね?)

その為、様々なバックグラウンドを持っている人を受け入れることで、優秀な人材を集めることができると考えられるのです。

また、様々な人たちが集まることによって、新しい発想が生まれるという効果も見逃せない効果ですね。
マーケティング
2013年2月28日

リーセンシー効果

リーセンシー効果_001
リーセンシー効果とは顧客の購買行動に対して、直前に接触した広告媒体が与える効果のの事を言います。

例えば、レジの前にPOP広告が置いてあってそれに惹かれてなんとなくガムを買ってしまった。何かを買おうと思ってネットショップにアクセスしたら、レコメンドエンジンが生成した推奨商品があり、それを買ってしまった。

こういった風に、何かを買おうと思っている時に、広告を接触させることによって、広告の成果が出やすいという考え方です。

この考え方からすると、お店に置いてあるPOP広告やレコメンドエンジンが生成する推奨商品などは非常に強力な広告媒体であるという事ができるのです。

このまんがでも、ラーメンを食べようと思っていた生徒でしたが、直前に「蕎麦」と「焼きそば」の広告を見たことによって「蕎麦」 を買ってしまいました。 

どうでしょうか?みなさんも、お腹が空いてお弁当を買おうと思ってコンビニに行った際に、お奨めのお弁当を買ったりすることはないでしょうか?

あったとしたら、リーセンシー効果が効いているという事ができるのです。 
マーケティング
2013年2月27日

デシル分析

デシル分析_001
デシル分析とは、すべてのお客様を購入金額ベースで十等分して、等分された各単位ごとに売上高の構成比を見るという分析手法です。

デシル分析のデシルとは十分の一という意味で、小学校とかで習った「デシリットル」のデシ(十分の一リットル)と同じ意味です。

つまり、全体を十分の一に区切って分析しましょうって手法なのですね。

さて、売上高の8割は2割の顧客によってもたらされるというパレートの法則という法則があります。この法則は、顧客は平等ではないという事を言っている法則なのです。(すごくたくさん買ってくれる顧客と、滅多に購入しない顧客では、顧客としての重要性に差がありますよね?)

そして、このデシル分析を行えば、どの顧客層がどれだけ貢献しているのかがわかります。その為、貢献度に応じてサービスの程度を変えるといった施策が可能となるのです。

例えば、デシル分析の結果、上位1割の顧客が全体の8割の売上高を上げている事がわかったとします。

その場合、上位1割の顧客が離反したら(買ってくれなくなったら)大変ですから、顧客ロイヤルティをさらに高めるため、重点的に手厚いサービスを行うといった意思決定が考えられます。

関連用語
ABC分析 

まんがに出てきた用語
ノベルティ 
生産管理
2013年2月27日

技術提携

技術提携_001
技術提携とは、複数の企業が集まり、一方が重要な技術を教える、相互に重要な技術を提供しあう、共同で新規技術を開発するといった事を行う提携関係のことを言います。

さて、新技術の共同研究や、相互に重要な技術を提供しあうといったケースは技術提携を結んだ企業相互のメリットが見えやすいです。(どちらも新しい技術の獲得を目指すわけですから。)

しかし、片方の企業が、その会社が持っている重要な技術を一方的に提供するといったケースがあります。(見返りとして技術の提供を受けないといったケースですね。)

この場合、技術を供与する側はどのようなメリットがあるのでしょうか?「一方的に技術を供与したら大損だよ」と思いませんか?
  • 技術供与の見返り
まず、技術を供与した事の見返りとして、お金で対価を受け取るといったケースが考えられます。技術を売るイメージですね。

または、供与先の企業との関係性を強化して他の部分で回収すると言った事も考えられます。(自社の製品を販売したり、優先的に物資の供給を受けるといった事です。)

これらは分かりやすいですが、他にも大きな狙いがある場合があります。それは、自社の技術を供与することによって、その技術でデファクトスタンダードを狙うといった事です。

関連用語
資本提携
業務提携 
経営
2013年2月26日

KJ法

KJ法_001
KJ法とは、問題解決の方法の一つで、様々なアイディアをまとめて、解決策を見出す手法の事を言います。

また、このKJとはこのKJ法の考案者である文化人類学者、川喜田二郎(東京工業大学名誉教授)氏のイニシャルからとられています。「KJ法とは英語でknoledge journeyの頭文字です」なんて適当なことを言って、知ったかぶりしたらダメですよ。
  • どういった方法なの?
このKJ法とは主に定性的な情報(数字で表せない情報)をまとめる方法です。

具体的にどういった方法かというと、

1.出てきたアイディアを一つづ書き出す

2.書き出したアイディアをグルーピングする
似ているアイディアでグループ化するという事です。また、この時似たアイディアがないようなモノは無理にグループにしないようにします。

3.見出しを作成する
グループを端的に表現する見出しを作ります。

4.グループ同士をまとめる
見出しを見ながらさらにグループ化を行います。

5.作ったグループを並び替える
まとまったグループを並び替えて論理的な構造を作ります。例えばAグループとBグループがストーリー的につながっているかのように並び替えるのです。

6.グループ間の関係性を図示する
作ったグループ間の関係性を、図で表します。因果関係ありとか、反対のことを言っているとかを図示する感じです。

7.それを文章化する
グループ間の関係性を見て、それを文章で表してみます。

どうでしょうか?最後までやったら結構複雑ですよね。でも、ビジネスで使う際は、6.くらいまでで終わりにする事も多いのです。

関連用語
ブレスト
ブレインストーミング
経営
2013年2月25日

ブレスト

ブレスト_001
ブレストとは、アイディアを出す方法の一つで、小集団で自由にアイディアを出し合う事によって新しいアイディアを生み出そうとする方法のことを言います。ブレインストーミングとも言われます。

ただ、「自由にアイディアを出してね」なんて言われても、そんなに簡単にアイディアなんて出せませんよね。だって、「こんなことを言って、馬鹿にされたらどうしよう…」とか思ったら萎縮してしまって、なかなかアイディアを出すのが怖くなってしまったりします。

そこで、ブレストを行う時には、いくつかのお約束を作ってみんなでそれを守ろうとするのです。

それは、


1.批判禁止

2.自由に思いついたことを発表する

3.とにかく大量のアイディアを出す

4.他人のアイディアに乗っかる事を歓迎する

といったお約束です。

批判されないし、自由にアイディアを出すことを歓迎される場だったら引っ込み思案な人でも安心してアイディアを出せますよね?

それに、他人のアイディアに乗っかる事も推奨されているなら、「Aさんが言っているアイディアとBさんのアイディアを組み合わせたらもっとよくない?」みたいな発言も出てくると思います。

例えば、このまんがのように学園祭の模擬店で何を提供するかを考える場合を見てみたいと思います。

みんな自由に好き勝手に言っていますよね。この自由に好き勝手言える雰囲気を作ることがとても大切なのです。

そして、自由な議論から最終的には「タコ焼きを串に刺して提供する」みたいなことになりました。このような発想が生まれるのがブレストの効果なのです。
  • ブレストと相性のいい手法
ブレストを行う際、KJ法という手法を組み合わせて実施するケースもあります。今回の例では「タコ焼きを串にさす」といった風になんとなくアイディアがまとまりました。

しかし、ブレストはアイディアを出す方法であるため、通常は沢山のアイディアが出ますが、成果物としてまとまるとは限りません。

そこで、ブレストで沢山出したアイディアをKJ法という手法を用いて整理・分類しまとめるという事が行われるのです。
経営
2013年2月24日

カーブアウト

カーブアウト_001
カーブアウトとは、自社の事業やコアとなる技術を切り出して、外部からの経営資源の提供を受けたうえで、ベンチャー企業を立ち上げる戦略の事です。英語ではcarveoutと表記します。

このカーブアウトとよく似た言葉にスピンオフという言葉がありますが、スピンオフは外部の経営資源を利用しない、カーブアウトの場合は外部の経営資源を利用するといった違いがあります。

単純にスピンオフする場合と比較して、外部の経営資源を利用するため成長が加速される(事を目指す)といった狙いがあるのですね。
  • スピンオフと同じメリット
さて、ではなぜワザワザ分社化する必要があるのでしょうか?「どうせ出資するなら、最初から自社の内部で事業を行えば、規模の経済範囲の経済が働くからもっと効率がよいのでは?」といった考え方もありうると思います。

でも、大きな企業ではなかなか迅速な意思決定ができないという欠点があります。大きな船は、なかなか方向転換が難しいのです。(参照:規模の不経済

この点、小さな企業は、意思決定を素早く行えることができるため、効率的に新事業を行っていくことができるのです。
  • スピンオフにはないメリット
カーブアウトは、親会社以外から経営資源を提供してもらえるため、親会社の影響力を抑えることができます。その為、スピンオフよりも機動的に経営を行う事ができるのです。(会社を立ち上げた人にとってもうれしい事ですよね。)

また、親会社側も自社だけで支援するよりも、素早く、低コストでベンチャー企業を育成することができるといったメリットがあります。

関連用語
スピンアウト 
経営
2013年2月23日

アクティビスト | 主張すべきところは主張し、しっかりと利益を上げていくのです

アクティビスト_001
アクティビストとは、いわゆる物言う株主の事で、様々な施策を積極的に提言することによって、投資先の企業価値を向上させて利益を得ようとする人々の事を言います。英語ではactivistと表記します。

株式が証券市場で取引されているような大きな株式会社の運営は、一般的には経営陣が行っています。(株式が分散して、株主は取締役の選出などに影響力を行使しえない状況なのですね:所有と経営の分離

その様な場合、株式投資は受動的に値上がり益や配当を受け取るだけの投資になりがちです。(というか、大企業の株式をほんの少しだけ持っても影響力を行使できないのです。)

しかし、一部の株主は、ある程度多量の株式を取得したうえで、株主提案権などを活用して自ら企業価値を向上させるべく動くことがあります。

このような種類の株主をアクティビスト(物言う株主)と言うのです。
  • アクティビストは具体的に何をするの?
さて、モノを言う株主と言っても、具体的にどのようなことを行い、その結果何を狙っているのでしょうか?少し例を出して考えてみたいと思います。

アクティビストは、例えば自分の意に沿う取締役を送り込んだり(株主提案権を利用し、株主総会の普通決議で可決すれば可能ですからね)、事業の方向性についての提案を行ったりするような事を行います。

そして、自らの提案が受け入れられ、企業価値が向上すれば、アクティビストと呼ばれる株主も株価の値上がりからキャピタルゲインが、また、配当の増加からはインカムゲインが得られます。

余談ですが、株主が権利を行使することによって株主全体の利益となるような権利を共益権と呼び、配当を受ける権利など個別の株主だけが利益を受ける権利である自益権と区別されています。
経営
2013年2月23日

フランチャイズチェーン(FC)

フランチャイズチェーン_001
フランチャイズチェーン(FC)とは、ある事業者(主催者)が自己の持つ商標やサービス・商品を販売する権利や、様々なノウハウを別の事業者(加盟店)に提供する契約を結び、その見返りとして手数料を徴収するといった組織の事を言います。
  • 主催者側(フランチャイザー)のメリット
主催者側にとって、このフランチャイズチェーン(FC)という形態は、少ない資本で自己の事業を拡大することができます。

というのは、一般的に店舗を構える費用は加盟店側が負担することが多いですし、加盟店側がフランチャイズに加盟する際には加盟金を支払います。また、加盟店の営業が継続している限りロイヤリティ(royalty)の支払い義務もあります。

このことから、主催者側は自分で直営店を出すことに比べて非常に少ない費用で素早く店舗網を拡大できるというメリットがあるのです。
  • 加盟店側(フランチャイジー)のメリット
加盟店側にとっては、主催者側のブランドを使える、商品やサービスを経営のノウハウを提供してもらえるといった事が大きなメリットになります。

例えば、「経営マンガのお店」というお店を一から開店するためには、どこでお店をやるか、どんな商品を取り扱うか、どのような店舗設計にするか、お店の知名度をどうやって上げるかなどといった事を考えなければなりません。

しかし、フランチャイズに加盟すればこれらの事はパッケージとして提供されます。簡単に言うと、お店一式を提供してもらう様な契約なのです。

関連用語
ナショナルチェーン
リージョナルチェーン
ローカルチェーン 
ボランタリーチェーン(VC)
顧客ロイヤルティ(customer loyalty)
ブランドロイヤルティ(brand loyalty)
ストアロイヤルティ(store loyalty)
経済学
2013年2月21日

Jカーブ効果

Jカーブ効果_001
Jカーブ効果とは、自国通貨の上昇や下落局面において、貿易収支が最終的に想定される方向と、短期的に逆に動くことを言います。
  • 長期的には
例えば、自国通貨が下落する局面では、国際的な競争力が向上します。(円安になると、今まで1ドルで販売していたものが1ドル以下で販売できるイメージです。つまり安く販売できるようになるという事ですね。)

また、自国通貨が安くなるわけですから、外国から購入するモノは高くなります。

安くなれば需要が喚起され、高くなれば需要が抑制されるという極めて自然な流れから、自国通貨の下落は輸出の増加と輸入の減少を招くと考えられます。

このように、輸出が増えて輸入が減るわけですから、長期的にみると貿易収支は改善します。
  • 短期的には
しかし、短期的には逆に貿易収支が悪化するというのがこのJカーブ効果です。

さて、なぜ短期的に逆の動きをするのでしょうか?

まず、為替相場下落しても短期的には輸入の需要は変わりません。例えば、石油の値段が上がったからと言っても、スグに石油を使わないというわけにはいきませんよね?(長期的には需要は抑制されます。)

この場合、為替相場は下落しているので、輸入に必要なお金は多くなります。(数量が減らずに単価が上がるわけですから、輸入金額が増加するのです。)

逆に、輸出する数量も短期的にはあまり変わりません。

この場合も、為替相場は下落しているので、輸出によって受け取るお金は少なくなります。(数量が変わらず、単価が下がるわけですから、輸出金額は減少します)

この結果、短期的には自国通貨の下落から想定される貿易収支の改善とは逆に動くのです。

Jカーブ

この図のように、自国通貨の下落が短期的に貿易収支を悪化させ、長期的には通常考えられる通りに貿易収支を改善させるのがJカーブ効果のイメージです。

グラフを描くと、ちょうどアルファベットの『J』の字に似ていることから Jカーブ効果と呼ばれるのです。
法務・支援施策
2013年2月20日

名ばかり管理職

名ばかり管理職_001
名ばかり管理職とは、十分な権限が与えられず、労働時間が管理されており、給与等で管理職にふさわしい処遇がなされていない、にもかかわらず管理職とされている人の事を言います。名ばかり店長といった言葉で以前問題になっていましたね。

(ここでいう管理職は労働基準法でいうところの管理監督者が該当しますが、本記事では一般的に使われる管理職と表記していきます。)

この名ばかり管理職というのは管理職と言えないのに管理職であるとされている人といったイメージです。

そもそも、管理職と呼ばれるには、会社の重要な決定にかかわれる程の十分な権限が与えられており、仕事の質が労働時間で管理することにそぐわなく、給与等も管理職としてふさわしい処遇がされるといった必要があります。

つまり、管理職と呼ぶためには、ふさわしい権限と自由と処遇が必要という事です。例えば、いわゆる重役出勤をしても給与を減らされたりせず、会社の大きな方向性について影響力を行使でき、更にふさわしい処遇を受けている事といった事が管理職と呼ばれるためには必要なことなのです。

昔の小説とかに出てくる、いわゆる重役さんを想定した考え方に近いのですね。
  • 何が問題なの?
さて、「名前だけでも管理職になれるならいいじゃない」と考える方もいるかもしれませんが、あなたがこの名ばかり管理職にされてしまうと、大きな実害が発生します。

というのは、管理職は、『労働時間の管理にそぐわない仕事をしている』ため、労働時間や休憩、休日といった労働基準法の規定が対象除外とされてしまうのです。

(但し、年休や深夜勤務の規定は適用されます。つまりたとえ管理職であっても深夜勤務については割増賃金を支払わなければなりませんし、年休(有給休暇)は与える必要があるのです。)

勘のいい人はピンときたかもしれませんが、

「労働時間や休憩、休日の規定が対象除外」→「休憩や休日を与えなくても良い(無給で時間外労働をさせても良い)」→「多少役職手当を払っても、無給時間外労働(サービス残業ですね)を強制できるなら会社が儲かるぞ!」

といった論理が働くのです。とてもロジカルで合理的ですね。(念のため言っておきますが名ばかり管理職を悪用する経営側に対する皮肉ですよ)

さて、この名ばかり管理職を問題として従業員に訴えられた場合、会社側が勝つことは非常に難しいのが現状です。というのは、上で挙げた、『ふさわしい権限と自由と処遇』といった要件を満たしていない人を管理職という事ができないからです。

このまんがでは、名ばかり管理職は脱法行為だと言っています。まあそこまで言えないにしても、適切な労務管理とは言えないですよね。

この名ばかり管理職といったやり方は、重要なステークホルダーである従業員をないがしろにして経営を行うわけですから、何処かで問題が発生してしまいます。それを、このまんがに出てくる社長は「モチベーションの低下という形でしっぺ返しを食らう」と表現しています。
経営
2013年2月19日

ボランタリーチェーン(VC)

ボランタリーチェーン_001
ボランタリーチェーン(VC)とは、多数の独立した小売業者が連携して、規模の経済の獲得を目指す組織のことを言います。主に卸売業が主催の場合をボランタリーチェーンと言い、小売業主催の場合、コーペラティブチェーンと呼ぶことがあります。(日本では特に区別しないことが多いです。)

このボランタリーチェーンは、多数の独立した小売店が、仕入れや広告、使用する商標、物流などを共同化して、取引先との取引の大口化に伴う仕入れ価格の低減など、大規模な小売業と同じようなメリットを得ようとする方策です。

この、多数の独立した…というのがボランタリーチェーンの特徴です。加盟しているお店同士が自主的に組織化しているというイメージですね。この点が良く似た組織形態であるフランチャイズチェーン(FC)と異なります。

フランチャイズチェーン(FC)は本部と加盟店の契約が基本となっています。これに対してボランタリーチェーン(VC)は自主的な参加が基本となっているのです。

さて、このボランタリーチェーン(VC)は、独立した企業なので、各社が独自の取り組みを行えます。

しかし逆に言うと、本部のコントロールは強くないので、せっかくボランタリーチェーン(VC)に加盟したとしても、品ぞろえが統一できなかったり、キャンペーンを統一して行いにくいといった問題点があるのです。

関連用語
レギュラーチェーン(RC) 
ナショナルチェーン
リージョナルチェーン
ローカルチェーン 
情報
2013年2月18日

ARPU

ARPU_001
ARPUとは(Average Revenue Per Use)の事で、全ユーザ一人あたりの平均月間売上高の事を言います。この指標は主に、通信事業での加入者一人あたりの売上高として使われます。

これとよく似た言葉でARPPUというのがありますが、こちらは課金ユーザ(有料会員)一人あたりの平均売上高の事です。こちらは、ユーザ数≠課金ユーザ数とならないような、ソーシャルゲームやストレージサービスなどのWeb上の各種サービスで使われる指標になります。

(通信事業では基本的にユーザ=課金ユーザなので(回線を使っている以上お金を払っているので)ARPPUとワザワザ言う必要がないのかもしれませんね。)

また、ソーシャルゲーム業界でこのARPUを用いる場合、全ユーザ一人当たり(無課金ユーザも含めて)の月間売上高になります。

例えば、100人ユーザがいて、月間売上高が20万円のサービスがあったとします。(ただし、課金しているのは20名だけです。)

この場合、ARPUは全ユーザの平均月間売上高なので、20万円÷100人=2,000円/人となります。

また、ARPPUは課金ユーザの平均月間売上高なので20万円÷20人=10,000円/人となります。
情報
2013年2月17日

ARPPU

ARPPU_001
ARPPUとは(Average Revenue Per Payed Use)の事で、課金ユーザ(有料会員)一人あたりの平均月間売上高の事を言います。

文字通り、( Per Payed Use)課金ユーザ一人当たり、(Average Revenue)平均収入といった意味になります。

通常、サービスを利用するユーザの中でお金を支払うユーザは一部になります。これは、そもそも一般的なネット上のサービスが基本的な機能を無料で提供して、追加的な機能を有料販売するというビジネスモデルであることが多いためです。

そのため、有料でサービスを購入する人がどれだけのお金を使うかといった視点の指標としてこのARPPUが考案されたのです。

例えば、100人ユーザがいて、月間売上高が20万円のサービスがあったとします。(ただし、課金しているのは20名だけです。)

この場合、ARPPUは課金ユーザの平均月間売上高なので20万円÷20人=10,000円/人となります。

関連用語
ARPU
情報
2013年2月16日

上位互換性

上位互換性_001
上位互換性とは、上位の機種で下位の機種のデータなどを取り扱えることを言います。必ずしも、新旧の区別ではなく、機能面の上位下位の区別になります。(新しい≒機能が充実している(上位)となりがちですが、イコールではありません。)

下位互換性の逆で、上位の製品が下位の製品のデータなどを取り扱えるという事になります。

例えば、エントリーモデルのソフトウエアで作ったデータを、プロ仕様のソフトウエアで取り扱える。または、ブルーレイディスクプレイヤーがCDやDVDを再生できるようなイメージです。

身近なケースでは、旧バージョンのゲーム機のソフトが新バージョンのゲーム機でそのまま使えるというイメージですね。

関連用語
前方互換
後方互換
情報
2013年2月15日

下位互換性

下位互換性_001
下位互換性とは、下位の機種で上位の機種のデータなどを取り扱えることを言います。必ずしも、新旧の区別ではなく、機能面の上位下位の区別になります。(新しい≒機能が充実している(上位)となりがちですが、イコールではありません。)

この下位互換性は、プロ仕様のソフトウエアで作ったデータが、エントリークラスのソフトウエアで操作できる。または、CDプレーヤーでDVDやブルーレイディスクが再生できるようなイメージです。(実際にはできませんが。)

もっとも、一番典型的な下位互換性のイメージは、旧ソフトウエアで、新ソフトウエアの作ったデータを操作できるというイメージです。(新しいソフトウエアの方が機能面で充実していることが多いので、新しい方が上位になります。)

このように、下位互換性とは、機能面で劣る下位の機種で機能の充実した上位機種のデータを取り扱えるというイメージとなります。

そして、この下位互換性を実現するためには、一般的に上位のソフトウエアが、作成したデータなどを下位のソフトで使えるように意識して設計する必要があります。

関連用語
上位互換性
前方互換
後方互換 
情報
2013年2月14日

アドオン

アドオン_001
アドオンとは、あるアプリケーションの機能を拡張するための小さなソフトウエアの事を言います。文字通りadd(足して)してon(載せる)するという感じです。

また、アドインとか、プラグインとかいう事もあります。

このアドオンを導入することによって、通常では提供していない機能を使えるようになります。

例えば、ブラウザ上で通常は表示できない動画形式があったとします。そのままでは再生することができませんが、あるアドオンを導入することによって再生する事ができるようになるのです。

もちろん、どのようなアプリケーションにでもアドオンを導入できるわけではなく、アドオンが導入できるように予め設計されているアプリケーションのみが対象となっています。 
組織論
2013年2月13日

複線型人事制度

複線型人事制度_001
複線型人事制度とは、従来のように管理職として偉くなっていく事だけではなく、スペシャリストとして処遇していくといったコースを設けた人事制度の事を言います。

従来、出世とは管理職として組織をマネジメントしていく方向のみとして捉えられていました。

しかし、この捉え方はマネジメント能力の高い人材についてはしっかりと処遇できるのですが、マネジメント能力よりもむしろ自身の専門性で活躍しようとする人材については上手く処遇することができませんでした。

例えば、人の管理は上手くないけれども、抜群に営業がうまい人がいたとします。

組織としては、抜群の営業成績に報いる意味でも昇進させたいと考えるのですが、どうもこの人は、部下の管理が上手くない。

でも、いつまでも一般社員にしていたら、いつか貴重な人材が流出してしまうかもしれませんし、やる気を失ってしまうかもしれません。

また、営業が抜群にうまい人の側でも、人の管理などやりたくないと思っているのかもしれません。

そこで、このような人を「営業専門職」として、管理する人を増やすのではなく、裁量を拡大させるという方向で昇進させるという事を考えました。

どうでしょうか、「適性など関係ない、偉くなるという事は部下を管理する事なのだ」などと言って無理やり昇進させるという選択肢より、登場人物みんなが幸せになれそうですよね。
  • 様々な偉くなり方
人はそれぞれ得意分野が異なります。従来は、出世競争を行う際、マネジメント能力という一つの軸が重視されていました。

でも、マネジメント能力をみんなが持っているよりも、様々な能力を持った人を組み合わせて活躍してもらった方が組織としての成果は大きくなります。(マネジメント能力のある部長が3人集まった組織より、部長と、エンジニアと、法律家の組織の方が成果に結びつきそうですよね?)

このように、管理職になる事以外でも、組織に貢献することはできるのです。そして、その貢献に報いるというのが複線型人事制度というわけです。

もっとも、従来のやり方では、組織が右肩上がりで大きくならないため、ポストが不足しているという問題もあります。その為、上手く処遇できない人材を一旦スペシャリスト扱いにしておくといった事も行われています。

(簡単に言うと、行き場がないからスペシャリストとして一応偉くしておくといった事も行われています。)

関連用語
専門職制度
店舗管理
2013年2月12日

リテールサポート

リテールサポート_001
リテールサポートとは、メーカーや卸売業者などの小売店よりも流通経路で上流の企業が取引先に対して支援を行う事を言います。

取引先の小売店が繁盛すれば、自社商品の取り扱いも増えるであろうという動機や、顧客を囲い込むという視点から実施されます。

イメージとしては、小豆(アズキ)の卸問屋が自社の小豆の販売を増やすため、お饅頭屋さんの経営支援をするという感じです。

これは、お饅頭が沢山売れる→あんこが沢山必要になる→小豆が売れるという関係を狙うのです。

さて、経営支援を行うと一言で言いますが、具体的にはどのような支援が考えられるのでしょうか?少し例を挙げてみたいと思います。

・情報提供
新製品の情報や、競合の情報、売れ筋死に筋の情報

・販促の支援
品ぞろえの提案、陳列方法の提案、POP広告の提供

・教育支援
従業員の育成支援

・資金の提供
信用保証、資金援助

上記はあくまで一例で、業務システム導入の支援などといった事まで支援する場合があるのです。
組織論
2013年2月12日

カフェテリアプラン

カフェテリアプラン_001
カフェテリアプランとは企業の福利厚生の形態の一つで、従業員があらかじめ用意されているメニューの中から自分に必要なサービスを選択する方式の事を言います。

これは、バイキング形式のレストランで、自分の好きなモノを選んで食べるというイメージで、自分の好きなサービスを選ぶというものです。

例えば、自分の勤めている企業に保養所があったとします。その保養所は温泉地にありファミリー向けの設備が充実しているとします。

しかし、単身世帯で温泉に行くのはあまり好きでない人にとってはそのような保養所があっても福利厚生の役割を果たしていないと考えることができます。(使わない人にとって、その保養所があってもなくても同じですよね?)

このような人であっても、単身世帯向けの保養施設があれば利用するかもしれません。ただ、予算の制約もあるので様々な福利厚生の用意をすることはなかなか難しいのです。

そこで、各人が持っている予算の範囲内で自分に合った福利厚生メニューを組み合わせるという発想が生まれました。

大規模な保養所を持っていた場合、誰も利用しなくとも、保養所の維持管理費や減価償却費が発生するため、費用が固定費的にかかります。

そこで、そのようなモノを持つことを止め、その分使い勝手の良い形で還元しようという発想ですね。
法務・支援施策
2013年2月11日

第三者割当増資

第三者割当増資_001
第三者割当増資とは、特定の第三者(株主であっても、株主でなくても可)に募集する株式を割り当てて実施する増資の事を言います。エクイティファイナンスの一種ですね。

この第三者割当増資を行う場合、原則として株式は時価で発行する必要があります。しかし株主総会の特別決議で可決されれば、時価よりも低い価格で株式を発行することも可能です。

この第三者割当増資は買収防衛策の一つとして挙げられることがあります。この「特定の第三者に株式を割り当てる」という事を利用して買収防衛に使うのです。

次の例で考えてみたいと思います。

当社は100株をすでに発行しているとします。ここで、A社が当社を買収しようとして発行済み株式の50%(50株)の株式を買い集めたとします。

当社はこのままでは経営権を握られてしまうと考え、B社に対して第三者割当増資を行い、50株を引き受けてもらったとします。

この時、A社が持っている株の数は変わらず50株ですが、発行済み株式の方が増えるので(100株→150株)A社が持つ議決権の割合は33.3%にまで低下します。

このように、上手く利用すれば買収防衛策として使えるのです。

但し、既存の株主にとって、第三者割当増資を行って調達した資金を上手く活用できない場合には、株式の価値が希薄化してしまします。そのため、この方法はあまり歓迎できる方法ではないかもしれません。

キャンペーン
2013年2月11日

ツイッター小説はじめました

こんにちは、経営マンガの中の人です。

このたび、ツイッター小説の形式で経営用語を解説するというプロジェクトを開始しました。とっても軽い味付けですので流し読みしていただけると嬉しいです。

gazou
経営マンガのツイッター小説


「まんがで気軽に経営用語」は「ポッドキャストで気軽に経営用語」としてポッドキャストを作ってみたり、「動画で気軽に経営用語」としてyoutubeニコニコ動画で配信していたりします。

また、kindleストアで電子書籍を創ったりもしています。

様々な媒体で経営用語に親しんでもらえるように頑張ってまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
法務・支援施策
2013年2月11日

スーパーマジョリティー(絶対的多数条項)

スーパーマジョリティ_001
スーパーマジョリティー(絶対的多数条項)とは企業の買収防衛策の一つで、株主総会での決議に必要な要件を定款によってあらかじめ厳しくしておくという方策のことを言います。

企業を支配することを目的として、株式を買い集めたとしても、実際には株主総会を開催し、現経営陣から経営権を奪うとか、合併を決議するといった手続きが必要となります。
 
つまり、株式を集めただけではまだ不足しているという事です。

スーパーマジョリティという方法は、この株主総会の段階での意思決定を縛り買収を行いにくくするという方策です。

例えば、取締役の解任は株主の過半数の賛成があればできます(旧商法では特別決議が必要だったのですが、今は解任しやすくなっています)。

しかし、定款の定めでこの取締役解任の要件を厳しくできるのです。そのため、容易には解任できないように、「90%以上の賛成がないと解任できない」といった風にあらかじめ定めておくといった手法がこのスーパーマジョリティ(絶対的多数条項)と呼ばれるのです。

このような条項を定めておくことによって、「あそこに企業は買収するにしても、より多くの株式を集めなければならないし、色々苦労しそうだから…」とけん制して買収者の意欲を殺ぐことを目的としているのです。

このまんがで言っている定款変更には株主総会で特別決議を経なければいけません。こちらは、出席株主の過半数の賛成では足りず、三分の二以上の賛成が必要なのです。

そのため、三分の一は確実に押さえているとする現経営陣側が安泰だと言っているのですね。

関連用語
クラウンジュエル
焦土作戦
ゴールデンパラシュート
ティンパラシュート
第三者割当増資
ホワイトナイト 
ポイズンピル
期差任期制度
パックマンディフェンス
法務・支援施策
2013年2月9日

ティンパラシュート

ティンパラシュート_001
ティンパラシュートとは、企業の買収防衛策の一つで、企業が買収された後に、従業員が解雇されるような事があった場合、従業員に多額の退職金を支払う事をあらかじめ決めておくことを言います。

取締役に対する同様の施策をゴールデンパラシュートと言いますが、従業員一人一人がもらう額はそこまで大きくないため、ティンパラシュート(ブリキのパラシュート)というのです。

但し、総額ではかなり大きな額になるため、買収を躊躇させる効果があるとされています。

例えば、従業員が100人の会社でも、一人1,000万円ずつ余計に退職金を出すというティンパラシュートを設定しておけば、総額10億円になるので相当効果的なのです。

また、ゴールデンパラシュートを設定するためには株主総会で決議することが必要なのですが、ティンパラシュートは取締役会で決議すれば設定できるのでより簡単に迅速に設定できるといった長所もあります。

関連用語
クラウンジュエル
焦土作戦
ゴールデンパラシュート 
スーパーマジョリティ(絶対的多数条項)
第三者割当増資
ホワイトナイト
期差任期制度
パックマンディフェンス
法務・支援施策
2013年2月9日

ゴールデンパラシュート

ゴールデンパラシュート_001
ゴールデンパラシュートとは、企業買収の防衛策の一つで、取締役が解任された場合多額の退職金を支払うという契約をあらかじめ結んでおく事を言います。

それでは、退職金の契約を結んでおくことがどうして買収防衛策になるのでしょうか?買収されても役員さんは安心といった意味でしょうか?

一つの例を元に考えてみたいと思います。

あなたは買収先の会社を探している実業家だとします。そこに、次のような案件が持ち込まれました。「毎年売上高1億、利益500万円が見込める事業を2,000万円で買いませんか?」

どうでしょうか、なかなかよさそうなお話ですよね?

でも、この話にはもう一つ、「現役員に合計3億円の退職金を支払う」といった条項がついていました。

どうでしょう、このような条項がついていたらイマイチ割に合わないですよね?

このように、ゴールデンパラシュートを設定する事によって、買収に必要な費用が大きくなるので、買収意欲を殺ぐことができると言われています。

そして、この買収防衛の目的で使うためには、十分に高額でないと意味がないというのもご理解いただけたと思います。

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クラウンジュエル
焦土作戦
ティンパラシュート
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ホワイトナイト 
法務・支援施策
2013年2月8日

焦土作戦

焦土作戦_001
焦土作戦とは企業買収の防衛策の一つで、企業が持っている有益な資産を売却する事や、あえて不合理なほど多額の負債を負う事によって買収者が買収する気をなくするという対抗策です。

この焦土作戦として有名なのは、ナポレオンとロシアのエピソードです。

ナポレオンがロシアへ遠征した時、時のロシア軍は撤退しながら周りを焼き払っていきました。その結果、ナポレオンは現地で食料などの物資を調達することができず、結果として敗れ去ったのです。

このように、買収を意図する者を侵入者とみなし、侵入者にとって有益な資産を売り払うなどの行為を行う事により侵入する気をなくさせるという作戦です。

もっとも、この焦土作戦を採るという事は、現経営陣にとっては経営権を守りきることに有益かもしれませんが、他の利害関係者(ステークホルダー)にとっては望ましくない場合があります。

経営
2013年2月5日

スピンアウト

スピンアウト_001
スピンアウトとは、既存の組織の一部が分離して、新しい組織を作る事を言います。但し、元の組織との関係性が希薄な場合を、このスピンアウトという言葉を使います。(関係が濃い場合場合はスピンオフと言います。)

イメージとしては、社内ベンチャーが上手くいって、そのまま独立した別会社になるといった感じですね。その際に、出資を受けたり、親会社から様々な支援を受けられるようなケースがスピンオフに該当します。

逆に、社内ベンチャーが独立した際に、資本関係を持たないようなケースをスピンアウトと言います。

スピンしてアウトするといった言葉のイメージの通り、本当に、 飛び出してしまうという感じですね。

さて、このスピンアウトのメリットはスピンオフと同じように、小さな企業は、意思決定を素早く行えることができるため、効率的に新事業を行っていくことができるといった事になります。

大きな会社では、意思決定の迅速さにどうしても欠ける傾向があるため、小回りが利かないのです。その点、小さな会社では迅速な意思決定ができるため、有望とみなせる分野に経営資源を集中することができるのです。

関連用語
カーブアウト 
情報
2013年2月3日

favicon(ファビコン)

ファビコン_001
favicon(ファビコン)とは、ブラウザ上に出てくる小さなアイコンの事をいいます。お気に入りのところに出てくるアイコン(Favorite)の(Icon)からfav + iconという言葉になったのです。

このfavicon(ファビコン)を設置することによって、たくさんある「お気に入り」の中に埋もれにくくなるといった効果を得ることができます。

同じアイコンのお気に入りが沢山あると、なかなか分かりにくいですよね。でも、このfavicon(ファビコン)を上手く設置すればあなたのサイトをアピールすることができるのです。

さて、言葉で説明するより、実物を見ていただいた方が早いと思います。早速ですが、本ブログをブックマークしてみてください。(冗談ですけど、実際にブックマークしてくれたらうれしいです。)

ブックマークが嫌な方とか、実例を早く見たい方のために、下に画像を示します。

BlogPaint

経営マンガではマルで囲んだように「経」という文字があしらわれて表示されます。

このfavicon(ファビコン)があることで、沢山お気に入りがあっても、自分の運営しているサイトを目立たせることができるのです。
法務・支援施策
2013年2月2日

クラウンジュエル

クラウンジュエル_001
クラウンジュエルとは、買収を仕掛けられた企業が、自社の魅力をあえて手放してしまい買収のうまみをなくすという対抗策のことを言います。

このクラウンジュエルという言葉は、王冠についている宝石から来た言葉です。
  • どういう事?
素晴らしい宝石がついている王冠を想像してみてください。そして、あなたは想像もつかないの富を持っているとします。

今回、あなたは素晴らしい宝石がついている王冠が売りに出ているのを見つけ、買い取ろうとしたとします。

この時、あなたは王冠の価値だけではなく、宝石の価値も含めて買収したいと考えているのです。

そのため、王冠を買い取ろうと考えた後、王冠についている宝石が取り外されたら、王冠を買おうという意欲が減退するはずです。

これと同様に、買収されそうになった自社の魅力的な資産などを、あえて譲渡してしまい自社の魅力を失わせる。その結果、買収を断念させるという買収への対抗策がこのクラウンジュエルという方法なのです。
  • 具体的にはどういう事をいうの?
例えば、ほとんど追加の投資が必要ないけれども安定して稼ぐ事業(PPMでいうところの「金のなる木」ですね)を、あえて譲渡してしまう。または、非常に許認可を受けにくい分野の許認可を受けている事業を譲渡してしまうといった事が考えられます。

いずれにしても、重要な資産を譲渡するわけですから、株主の価値を損なうようなやり方でこのクラウンジュエルを行うと、株主から取締役の善管注意義務や忠実義務への違反として訴訟を起こされる危険があるので注意が必要です。
  • 訴訟なんて大げさじゃない?
株価が100円の株価の企業を一株当たり200円で買収したいという会社が現れたとします。そしてあなたはその会社の株を持っていたとします。

しかし、現経営陣が経営陣としての地位を保全するためにクラウンジュエルを行って、企業価値を決定的に損なったとします。

その結果、買収したいと考えていた企業は手を引きました。現経営陣は良かったと胸をなでおろしましたが、株価は50円に低迷してしまいました。

さて、現在の経営陣にとっては良い結果ですが、株主であるあなたはどのように考えるでしょうか?

このまんがにあるように、このクラウンジュエルは、取締役会の決議で行う事ができます(重要な資産の譲渡が行えます)。そのため、クラウンジュエルはある意味、現経営陣にとっては簡単な方法ではあるのですが、株主価値を損なうようなやり方をすると、株主から訴えられるリスクもあるのです。

関連用語
焦土作戦
ゴールデンパラシュート
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ホワイトナイト
ポイズンピル
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パックマンディフェンス
経済学
2013年2月2日

逆資産効果

逆資産効果_001
逆資産効果とは、持っている資産が値下がりすることによって、消費や投資が抑制される効果の事を言います。

資産効果の逆なんですね。

「これってどういうこと?」って思った方は次の例を考えてみてください。

あなたは、100万円を株に投資しています。しかし、様々な要因が重なって株が値下がりし、50万円になってしまったとします。

さて、あなたはどのように感じるでしょうか?「資産が減ったから少し節約しようか…」となりませんか?

なるとしたらこのような効果を逆資産効果と言います。
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