まんがで気軽に経済用語

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2012年04月

経営
2012年4月30日

KSF(Key Success Factor)

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KSF(キー・サクセス・ファクター)とは成功要因の事です。事業が成功するためのカギとなる要因の事です。但し、これは企業の内部だけの話ではありません。KSFとなるためには、企業内部の強みが企業外部の環境にあっていないといけません。

簡単に言い換えると、事業の強みと、その市場で儲かる要因との組み合わせの事をKSFといいます。

例えば、それなりの品質の品物を非常に安く提供できる能力を持っている企業があったとします。安く仕入れられるルートを持っているであったり、仕入れたものをあまりコストをかけずに販売する事に長けているといった能力を持っている企業です。

この企業は、安いものを喜んでくれる地域(普通の立地ではそうですよね。)に出店した場合、とてもうまくいくと思います。この場合、この「それなりの品質の品物を非常に安く提供できる能力」は立派なKSF(成功要因)です。

しかし、多少価格が高くとも良いものが好まれるといった地域に出店した場合、市場が求めているものを上手く提供することができていないため、この企業は苦戦すると考えられます。

この場合、 「それなりの品質の品物を非常に安く提供できる能力」 はKSF(成功要因)とはなりえません。

このようにKSFは環境によって変化するものであると、言うことができます。

このまんがでは女子生徒が一生懸命走る練習をしていたようですが、楽器の上達にはあまり関係ない事に気が付いたようです。この場合、強みである早く走れる能力は、楽器を上手く演奏する能力を求めている外部環境には合致していないため、KSFとはならないという事ができます。

早く走れる能力は陸上部ならば立派なKSFですけどね。 
経営
2012年4月29日

スタック・イン・ザ・ミドル(Stuck in the middle)

スタック・イン・ザ・ミドル_001
スタック・イン・ザ・ミドル(Stuck in the middle)とはコストリーダーシップと、差別化戦略を同時に追い求めて中途半端(どっちつかず)になっている状況を言います。そして、こうした企業は往々にして業績の低迷に苦しめられると言われています。

ここで、コストリーダーシップとはコスト優位性を追求する戦略です。例えば、基本的な歯の汚れを落とすといった機能を備えた低価格の歯磨き粉を市場に提供するような戦略です。

差別化戦略とは何らかのユニーク性を打ち出していき、それを使って優位性を発揮しようとする戦略です。歯磨き粉で例えると、歯周病予防の効果を前面に打ち出したり、歯を白くするといったプラスアルファの効果を訴求するような戦略です。

じゃあ、安くて差別化されている商品が最強じゃないの?コストリーダーシップと差別化戦略を同時に追求したらとても良いじゃないかと考える企業がでてきます。確かに差別化された製品を安く作れる企業はとても業績が良くなりそうですよね。

しかし、一般的にはコストリーダーシップと差別化戦略は互いにトレードオフ(どちらかを向上させるともう一方が悪くなる)といった関係性を持っているのでなかなか上手くいかないのです。身もふたもない言い方をすれば、差別化するためには金がかかるのです。

そのため、差別化するためにコストをかける事と、コストリーダーシップのためにコストを下げる事はなかなか両立しにくそうですよね。

ここに、3種類の車があるとします。一つは高いですが、非常に差別化されたカッコいい車です。二つ目は、ありきたりなデザインですがちゃんと走るし抜群に安い車もあります。三つ目は、なんとなくかっこいいし、それなりに安い車だとします。

この時、一つ目の高いけどかっこいい車は差別化戦略を選択した結果生まれた製品であると考えることが出来ます。
 
また、三つ目の抜群に安い車はコストリーダーシップを選択した結果の製品であると考えられます。ここで、二番目の中途半端な車を作ってしまうのが、スタック・イン・ザ・ミドルといった状態であるという事です。

このまんがでは恰幅の良いおじさんが先生に経営の悩みを相談しています。先生は、先生のやっている学食ではコストリーダーシップを採用して上手くいっているし、ライバルの購買は差別化戦略を採用して上手くやっていると言っています。

その言葉を聞いておじさんは、中途半端な自社の戦略がイマイチだと気が付いたようです。そして、この中途半端な状態をスタック・イン・ザ・ミドルといいます。
店舗管理
2012年4月27日

商業集積

商業集積_001
商業集積とは複数の小売店やサービス業の店舗が集まっている場所の事を言います。文字通り、商業(お店が)集積(集まっている)という事を表します。

商業の店舗はたくさん集まっていた方がお客さんを集めやすいという傾向があるため、商業集積地にはさらにお店が集まってくるといった現象も生じます。

例えば、何か買い物をしようとするときに、距離があまり変わらないならば、お店があんまりない商店街よりも、お店が沢山ある商店街の方に行こうとしますよね。そういった効果を商業が集積することによって得ることができるのです。

さて、商業集積には自然発生的に生じた商店街や、誰かが計画的に形成したショッピングセンターや共同店舗などがあります。

商店街はその商圏の大きさにより、商圏が狭い順から「近隣型商店街」「地域型商店街」「広域型商店街」「超広域型商店街」といった風に分類できます。また、ショッピングセンターも商圏が狭い順から「ネバーフッド・ショッピングセンター」「コミュニティ・ショッピングセンター」「リージョナル・ショッピングセンター」といった風に分類できます。
 
このまんがでは先生たちが備品を買いに行こうと言っています。男の先生が最初、郊外のお店を提案したのですが、まわりにほかのお店がないからダメと言われています。

最終的には商店街に行くことにしたようです。このように、商業集積はお客様をひきつける力もあるのです。 
財務・会計
2012年4月26日

負債コスト

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負債コストとは負債として資金を調達した際に支払う必要があるコストの事です。他人資本を利用した場合に支払うコストと言い換えることもできます。

他人のお金を使わせてもらうわけですから、何らかの対価は必要ですよね。通常はこの対価は利息として支払う事となります。そのため、この負債コストは借入金にかかる利息などが該当します。

さて話は変わりますが、企業が儲かった場合必ず取られるものがあります。それはなんでしょうか?そう、税金ですよね。

では、利息を支払うという事は税金の額にどのような影響を及ぼすでしょうか?支払利息は損金に算入することができます。そのため負債の資本コストは税金の分だけ低く考えることができます。(利息を支払う前に100円儲けていても、60円の利息を支払ったら、税金の対象となる儲けは40円となるという事です。)

負債コストは以下の式で算出されます。

負債コスト=負債の時価×支払利率×(1-税率)

このまんがでは負債の利息が損金扱いとなって税金が少なくなると言っています。そして、この節税分だけ負債として資金を調達した場合の負債コストは引き下がります。
財務・会計
2012年4月24日

資本コスト

資本コスト_001
資本コストとは企業の資金調達によって発生するコストの事を言います。貴重な資金を投資するという事は、それなりの見返りを得たいと考えて行う行為です。そして、その見返りは主に金銭的な見返りとなります。簡単に言うと、「お金には値段」があるというイメージです。

例えば、あなたが持っている貯金を投資してくださいと頼まれたとき、何の見返りもなくて投資をするでしょうか?通常はしないですよね。

あなたがしないという事は、みんなも普通はしないと思います。そのため、企業が資金を調達してくる際には、対価を支払う必要が出てきます。

そして、この資本コストは「負債コスト」と「株主資本コスト」に大別されます。

負債のコストは比較的簡単だと思います。これは借入に対する利息の支払いが当たります。但し、税金の額が少なくなる分の効果を考慮します。

では、株主資本のコストとはなんでしょうか?株式を発行して資金を調達したとしても、利息のように決まった額を配当する義務もありませんし、値上がりを保証する義務もありませんよね。

但し、義務がないからと言って株主の期待に応えられないのであれば、だれも投資などしてくれなくなります。

それでは株主資本のコストとは何でしょうか?これは「株主が要求する収益」が該当します。そして、この株主が要求する収益を求める方法としてCAPM、配当割引モデル等の方法があります。

そして、負債のコストと株主資本のコストを求めれば、それらを加重平均すれば加重平均資本コスト(WACC)を求めることができます。

このまんがでは、最終コマで、資本コストってご存知ですかと言っています。おそらくこの後、資本コストに関するお話が小一時間されるのだと思います。
店舗管理
2012年4月23日

簡易発注方式

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簡易発注方式とは購買費用をなるべくかけずに簡便な在庫管理を行う方式です。そのものずばり簡単な発注方式です。

この方式は取扱金額が少なかったり量が少なかったりする、いわゆるあまり重要でない品目に対して適用される方式です。(ABC分析で重要でないCランクとされた品目に適用されます。)

例えば、工場のネジを考えてみたいと思います。このネジは共通で使えるネジで、100個で1円のネジだとします。

このネジは、製品を作る際に、なくてはならない部品であることは確かです。(締まるべきところのネジの締まっていない製品なんか欲しくないですよね。)

でも、一つ一つ管理していたら、管理する手間が非常にかかってしまいます。

例えば定期発注方式でしっかり管理する事によって最小限の在庫水準で管理できるようになったとしても、手間の割には金銭的にはあまりインパクトがありません。

また、定量発注方式を用いてもいいのですが、こちらも管理の手間がかかります。

そこで、例えばダブルビン方式(複棚法)などの本当に簡便な管理を行う事を考えるのです。但し、どうしても在庫の数量は多くなってしまいます。

このまんがでは食品を卸している社長が、調味料を持ってきました。調味料はなくなると料理が提供できなくなってしまいまうため、とても重要なものです。しかし、4コマ目で言っているように、しっかり管理しても手間がかかってしまいます。

そこで、調味料の残量を一目でわかるようにしているというわけです。 このように、管理に手間をかけずに行う方式を簡易発注方式と言います。この方式ならば、無くなってしまう心配も少なくなりますし、管理に手間もかからないので、在庫量が多少増えても問題ないようなモノにはぴったりの管理方法であるという事ができますね。
マーケティング
2012年4月22日

ブランドロイヤルティ(brand loyalty)

ブランドロイヤルティ_001
ブランドロイヤルティ(brand loyalty)とは、あるブランドを高く評価し、繰り返し繰り返し選好する消費者心理を示した言葉です。一言でいうと、特定のブランドに対する忠誠心であるということができます。(ロイヤルティ(loyalty)とは忠誠心と訳される言葉です。)

ブランドロイヤルティが高いお客様は、価格が多少高くともそのブランドを選んでくれますし、同じブランドを用いた新製品を選んでくれる可能性も高いです。また、口コミでそのブランドを知り合いに勧めてくれることもあります。

そのため、企業にとっては非常に重要なお客様になります。

例えば、ある人が非常にある入浴剤のブランドを高く評価していたとします。その人は、その入浴剤は非常に疲れがとれるし、肌にもやさしいと信じて長年愛用していたとします。

その人がその入浴剤が切れてお店に買いに行ったときに、ほかのブランドの入浴剤が安売りされていたとしても、ほかのブランドの入浴剤を選ぶとは考えにくいですよね。

また、その入浴剤と同じブランド名で石けんが発売された場合、信頼している入浴剤と同じブランドの石けんを購入することもあり得ると思います。

このまんがではメガネ君はどうやらメガネのブランドにブランドロイヤルティを感じているようです。それなので、全く同じ見た目であっても、違うブランドのメガネの方が安くとも、違うブランドのメガネは買わないという風に言っています。

でも、まんがの4コマ目はちょっと感じ悪いですよね。 
財務・会計
2012年4月21日

他人資本

他人資本_001
他人資本とは、返す必要がある資金の事を言います。いわゆる負債というやつですね。企業は返済義務のない自己資本と、返済義務のある他人資本を組み合わせて資金を調達しています。(貸借対照表の貸方(右側)は資金の調達源泉を示していると言うことができます。)

自分のお金は誰かに返す必要はありませんね。でも、借りたお金は誰かに返す必要があります。そして、通常は利息も支払う必要があります。

このように、他人資本を利用する場合には、利息を支払う必要や、元本の返済義務が生じます。
 BS
上記で示した、貸借対照表の負債の部が他人資本にあたります。いわゆる外部金融で調達してきた資金がこちらに記載されてきます。具体的には銀行からの借り入れ(間接金融)や、社債の発行(直接金融)、買掛金(企業間信用)などが該当します。

このまんがでは、経営の調子がいい要因として他人資本を利用して経営しているからと言っています。
財務・会計
2012年4月21日

直接金融

直接金融_001
直接金融とは投資家から(市場から)直接お金を調達する事を言います。投資家は株式や社債を購入する、といった行動を採ることによって直接企業にお金を提供することができます。この直接金融は外部金融の一つの形となります。

例えばあなたが1万円を直接、どこかの会社に貸したならばそれは直接金融であるという事ができます。または、あなたが1万円をどこかの会社に出資した場合も直接金融ということができます。

この場合、投資した会社が倒産した時には投資家の皆さんが損失を被ります。このように直接金融の場合、投資家のみなさんがリスクを負う事となります。しかし、間接金融のように投資家と企業の間に金融機関が入ることはないので、得られた収益は直接投資家の皆さんに帰属します。

このように、直接金融は、投資家にとっては一般にリスクも大きくなりますが、リターンも大きくなります。

このまんがでは出資している購買クラブからの配当金を楽器購入に充てようとしています。この出資という形式が直接金融にあたります。

財務・会計
2012年4月19日

間接金融

間接金融_001
間接金融とは銀行などの金融機関からお金を借りることを言います。この間接金融は外部金融の一つの形となります。

なぜ「間接」と言うかというと、銀行など金融機関は皆さんのお金を集めて運用しています。そのため、企業が銀行からお金を借りるという事は、間接的に皆さんのお金を使うという事になるからです。

例えばあなたが銀行に預けた1万円が、銀行を経由してどこかの会社に貸されたのならば、それは間接金融です。

この間接金融ではもともとの資金は投資家の皆さんが出しています。では、その貸し付けにかかるリスクは誰が負っているでしょうか?銀行がお金を貸し付けている企業が倒産したとしても、みなさんの預金は基本的には保障されますよね。でも、金融機関は貸し倒れという事で損失を受けます。(もっとも、金融機関は多くの場合、事業主の個人保証をつけたり、信用保証の機関を入れたり、担保を取ったりとして損失を回避するようにしているのですが。)

このようなことが発生するのは、金融機関がリスクを負っているのです。そして、金融機関はリスクを負う見返りとして、みなさんに支払う金利と、貸付先からもらう金利の差額を懐に入れています。

このまんがでは右側の男の先生は、銀行にお金を預け、女の先生は銀行からお金を借りて事業の拡大をもくろんでいるようです。このように、あいだに金融機関を介して資金のやり取りをする事を間接金融というのです。
財務・会計
2012年4月18日

企業間信用

企業間信用_001
企業間信用とは、商品売買に伴い支払期日をずらす事によって生じる企業間の債権・債務の関係の事を言います。この企業間信用は外部金融の一つの形となります。

例えば、払わなきゃならない支払いを少し待ってもらう。それも広い意味ではお金を借りている事にあたりますよね。逆にもらうことが出来るお金の回収を少し待つ。こちらはお金を貸している事にあたります。

あなたがお店を経営しているとします。そして、よく知っている常連さんにつけで飲ませてあげました。この場合、あなたのお店は常連さんに対してお金を請求する権利を持ち(債権:資産)常連さんはあなたにお金を払う義務が発生します(債務:負債)。

簿記を勉強された方にとってはおなじみの「買掛金」「売掛金」「支払手形」等が、この企業間信用に該当します。

もちろん貸し手側(売掛金を計上する側)は、その企業がお金を払ってくれないような事態になれば貸し倒れが発生してしまうので、与信管理をしっかりとやっていく必要があります。

このまんがでは、メガネの先輩はお財布を忘れたようですごく焦っています。それは、どうやら後輩へご飯をご馳走すると言ってしまったからのようです。

それを察した学食の先生は、お代はもらっている事にすると言ってくれています。この場合、学食は男子生徒に対して食事代を貸していることになります。
店舗管理
2012年4月17日

生鮮三品

生鮮三品_001
生鮮三品とは「青果」「精肉」「鮮魚」のいわゆる野菜、肉、魚の事を言います。スーパーや八百屋さん、肉屋さん、魚屋さんといった食品専門店にとって、とても重要な商品です。

これらの商品はお客様の購買頻度も高くなりますし、とても厳しく見ています。そのため、高い鮮度を保つ、売り場の陳列を綺麗にしておくといったようなことを気にかけておく必要があります。

みなさんも夕飯の食材を買いに行ったときに、野菜がしおれていたり、魚がどう見ても古かったり、お肉の色が変わっていたりしたらがっかりしますよね。また、魚売り場が乱雑になっていたりしたらちょっと嫌な感じですよね。

このように、生鮮三品の取り扱いがよくないと、そのお店に対する信頼感が低下してしまいますよね。

逆に、いつ行っても清潔感のある売り場で新鮮な野菜を売っているといったお店は、評価が高くなると思います。

このまんがでは、野菜と、お肉と魚を買って鍋を作ると言っています。そして、この3つの食品を生鮮三品と言います。
財務・会計
2012年4月16日

自己資本

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自己資本とは株主に帰属する純資産のことを言います。資本金や、各種法定準備金、剰余金がこれにあたります。なんだか難しそうな説明ですが、簡単に言うと、自分のお金、つまり誰かに返さなくていいお金の事です。

株式会社では、主に株主から払い込まれた資金と、事業活動によって獲得した利益の内部留保分からなります。
BS

上記に示した、貸借対照表の純資産の部が自己資本にあたります。そして、この自己資本は負債のように返済することは不要です。そのため、長期安定的な資金源となるという事ができます。

このまんがでは、吹奏楽部の先生が販売クラブに出資しています。そして、この出資されたお金は自己資本にあたります。 
財務・会計
2012年4月15日

配当政策

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配当政策とは、得られた利益のうちどれだけを投資家に還元するかの方針のことです。そして、実際に配当に充てられた比率を配当性向と言います。

企業の獲得した利益は株主に帰属しますが、経営者はその獲得した利益を株主に配分するか、内部留保として取っておくかを選択する必要があります。

内部留保を多くすれば、安定した資金の調達源(内部金融)となります。逆に、株主に多く配当すれば、株主はインカムゲインを得ることができます。

もっとも、配当が多ければ多いほど株主のためになるとは限りません。例えば、配当を行わずに事業に再投資し、企業価値を高め株価の最大化を目指すといった方法もあります。この場合株主は株式を売却した際にキャピタルゲインを得ることが可能となります。

このように、配当政策をどのようにするのが最も適切かを一概に判断する事はできないのです。

このまんがでは利益を内部留保して設備投資を行うか、株主に配当で還元するかどちらにするか株主のおじさんと、男子生徒が話していますが、今回は内部留保を増やして設備投資を行う事に決まったようです。
店舗管理
2012年4月15日

POP広告

POP広告_001
POP広告(Point Of Purchase advertising)とはお客様の購買行動を促進するために、商品の近くに設置される広告のことを言います。

例えば、「値下げしました」「半額です」といった価格を強調するような広告、「○○の効能があります」などといった製品の効果を訴求するような広告、CMに出ているタレントさんを使ったイメージ広告などがあります。

このPOP広告は、販売促進するためにメーカー側から提供されることもありますし、販売店の店員さんが自らの商品知識を駆使して手作りする場合もあります。

店員さんの数は限られているため、POP広告を用いてお客様に情報の提供や、販売促進ができる点が優れていると言われています。また、「歳末の大売り出し」といったPOPを用いて店舗の雰囲気を一変させることもできるため、活用されています。

このまんがでは、マイク半額セールのPOPが沢山あったようで、最後のコマで男子生徒がマイクを買ってしまいそうになっています。
経営
2012年4月14日

三種の神器

三種の神器_001
経営用語でいうところの三種の神器とは日本式経営の三種の神器といわれ、「終身雇用」「年功序列」「企業別組合」の事です。

かつて日本企業が世界市場を席巻していた際に日本企業の強みの源泉とされたものです。どれも、今では死語になってしまっているような気もしますが、高度経済成長に伴い、市場が大きくなり続けていた当時では非常に合理的なシステムであったのです。

「終身雇用」とは同一の企業に定年まで雇用され続ける事を言います。

「年功序列」とは勤続年数が増えることによって役職や賃金を増やす処遇の方法を言います。これは、勤続年数の増加に従って有意義な経験や能力が蓄積され、それが仕事のパフォーマンスに結びつくとの考えが基となっています。

「企業別組合」とは企業ごとに労働組合を組織する事を言います。


なお日本の宝物としての三種の神器は「八咫鏡」(やたのかがみ)・「八尺瓊勾玉」(やさかにのまがたま)・「天叢雲剣」(あめのむらくものつるぎ) となります。古文や日本史の授業で習ったなら、こっちになりますよね。

このまんがでは、男子生徒が三種の神器について授業で習ったようですがピンと来なかったようで質問しています。良い悪いは別として、終身雇用や年功序列と言われても、いまいちピンとこないですよね。

関連用語
定期昇給
財務・会計
2012年4月13日

外部金融

外部金融_001
外部金融とは、企業が必要とする資金を自社の外部から調達する方法を言います。簡単に言うと、他人のお金を使うという事です。

この外部金融の例で一番すぐに思い浮かぶのは借金だと思います。銀行や友人からお金を借りてくれば現金が増えます。これだけではなく、一言でお金を調達してくると言ってもいくつかの類型を考えることができます。

この外部金融はさらに3つに分けられると言われています。
例えば、払わなきゃならない支払いを少し待ってもらう。それも広い意味ではお金を借りている事に当たりますよね。

商売の世界では「掛け取引」といった事があります。これは、例えばいつも取引している相手がいるとします。そして、毎回現金のやり取りをするとめんどうですよね。そこで相手を信用して一定の期日に締めを行ってお金を回収するといった取引です。

イメージとしては「つけ」といった取引です。
間接金融とは銀行などの金融機関からお金を借りることを言います。

なんで「間接」と言うかというと、銀行など金融機関は皆さんのお金を集めて運用しています。そのため、企業が銀行からお金を借りるという事は、間接的に皆さんのお金を使うという事になるからです。

例えばあなたが銀行に預けた1万円が、銀行を経由してどこかの会社に貸されたのならば、それは間接金融です。
直接金融とは皆さんから直接お金を調達する事を言います。

例えばあなたが1万円を直接、どこかの会社に貸したならばそれは直接金融であるという事ができます。身近にある例では、株式や債券に投資することがこの直接金融にあたります。
 
これらの事を一言でいうと、「自分のお金ではなく、ほかの人のお金を調達してくる方法」が外部金融となります。

このまんがでは手持ちのお金がないと言っています。でも、最終コマで女の先生がお金を貸すと言ってくれています。ここで、お金を借りれば外部からお金を調達したことになりますので、外部金融となります。

そういえば、この先生は ROEの記事の時にはお金を取り立てていましたね。
キャンペーン
2012年4月12日

逃避としての「頑張り」ではなく、目標を持って「頑張ろう」!

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この記事は、livedoorブログ奨学金の奨学生ブロガー7人による共同企画「正力・原発、日本の漂流」の一環として書いています。ブロガーのテーマは様々ですが、一つの企画で書くことで、何か見えてくることがあるのではないか?そんな思いで始まりました。
今回はいよいよラスト2巡目です!ブロガーによってテーマの掘り下げ方が全く違うところが非常に面白いと思います。

明日4月13日は、「ボーイズラブを読む!」さんです。

 ======【記事本文ここから】===== 
「頑張れば何とかなる」、「頑張ることが正義だ」、「今は頑張るだけです」、「組織の成果が低いのは(みんなの)頑張りが足りないせいだ!」

いきなり質の悪い自己啓発本みたいな出だしでごめんなさい。でも、どこかで聞いた言葉だと思います。

「頑張る事」我々が持っているとされる美徳の一つです。というか今や美徳どころか信仰の対象にすらなっているような気がします。

でも、「まんがで気軽に経営用語」は「単なる頑張り」を安易に肯定しません。経営用語を解説している以上、目指すのは頑張るというプロセスではなく、結果である成果だと考えているからです。

もちろん筆者も頑張れば報われる社会であってほしいと心から思います。でも、頑張れば報われるって言葉をことさら強調する社会って息苦しいんですよね。この言葉を逆に解釈すると「頑張れば報われる」→「報われないのは頑張っていないせいだ!」みたいに簡単に言われかねませんので。 


さて、今の日本人は頑張っているでしょうか?個人的には頑張りすぎると言えるほど頑張っていると感じています。読者の皆様の中にも、朝から必死に仕事をして、帰るのは深夜みたいな生活を送られている方も多いと思います。

では、頑張った結果みんなが幸せになっているでしょうか?前回の記事で書いたような、サービス残業も蔓延していますし、仕事優先で家族で夕食の食卓を囲みたいといった事でさえ贅沢になってしまっているような気がします。

この「頑張り」にたいする過剰な信仰こそが、いまいち社会全体が幸せになれない原因の一つではないのかな?と感じています。厳しい言い方をすると、考える事を放棄して安易に頑張っているだけのような気がするのです。

それでは考えるのを放棄した「頑張り」ってどんなことかを例によってまんがで示してみたいと思います。 
穴掘り大会_001

例えば、穴を掘るという大会があったとします。ルールは平原に一番大きくて深い穴を掘ったチームの勝ち。それだけだとします。

ここにAチームとBチームの二つのチームが毎年参加しているとします。そして、Aチームは気力も体力も充実しており、使う道具であるスコップの改良にも余念がなく、スコップの扱い方も申し分のないチームです。

ひたすらに頑張ってスコップで穴を掘る能力を鍛えてきたAチームは素晴らしい競争力を誇っています。

しかし、競争相手であるBチームはあることに気が付きました。「道具については何にも決まってなくね?」そこでBチームは大型のショベルカーを持ってきました!

この時Aチームはどうするべきでしょうか?蓄積したスコップで穴を掘る能力を放棄してでも機械化すべきですよね。でも、頑張るという姿勢は時として、努力で差を埋める(つまりスコップで掘る時間を増やす)といった行動を招いてしまいます。

この現象は技術革新の非連続性として紹介されている事例に近いと思います。技術革新の非連続性とは、革新的な新技術は既存の改良の延長線上には存在していないという事です。それと同じように、今まで通用した事で頑張るという事ではなく、何か革新的なやり方を目指す必要があるのではないのでしょうか?

ちょっと、極端でひどい例ですね(笑)   

【耕し過ぎた畑】
また、収穫逓減の法則という言葉で紹介されている事例もあります。これは追加で投入した努力が生み出す結果は、次第に少なくなるという言葉です。

これは農業の例(開墾するなら肥沃な土地から開墾するので、追加で開墾した土地は最初の農地ほどの収穫は見込めない→追加で努力しても、得られる追加の収穫量はどんどん減っていく)が分かりやすいと思います。

考えることを放棄して頑張るという姿勢は、時には開墾されつくされた土地を、さらに耕すような事につながる場合があります。


このように、今の延長で頑張ってもなんだかさらに苦しくなるだけのような気がしているのです。では頑張らなくてもいいのか?それも違うような気がします。

問題は「何を目指すのか?」という視点が欠けている事だと思います。最初の穴を掘る例は大きな穴を掘ることが目標です。なので、重機でもなんでも持ってくれば良いのです。

また、次の耕しすぎた畑の例では、大きな収穫を得ることが目標です。そのため、これ以上やってもあまり成果を得られないのであれば、ほかの事(農業の理論を学ぶとか、作物の品種改良を行う等)をするとよいと思うのです。

しかし、本来の目的を忘れ、頑張るという事それ自体が目的になってしまうと、この例のように、ひたすら頑張るといったようなことが起こるのです。


経営用語を解説していく中で、いろいろな用語に触れるのですが、努力それ自体を無条件で肯定しているような議論はあまり見ないです。むしろ、どの方向に向かうかが重要であるといった事を強調しています。

つまり、どうやるかではなく何をするかが重要である。といった趣旨の事が繰り返し強調されているのです。「頑張る」という事はどうやるかに属する事だと思います。

われわれはもう十分すぎるほど頑張っています。そのため、もっと頑張るのではなく、日々頑張る時間のうちほんの少しだけでも、どの方向に向かうべきかを考える時間にすることを試してみてもよいのではないでしょうか?


かつて、われわれには明確な目標がありました。明治時代までさかのぼれば欧米列強に追いつけという、戦後には復興を成し遂げるという分かりやすくて誰もが追い求めるような目標です。

そして、そのような明確な目標を達成するためには、われわれの頑張るという美徳が非常に強力に作用したように思われます。目的地が決まっていれば、あとは一生懸命進むだけですから。

それでは、今われわれにそのような明確な目標があるでしょうか?明確な目標を持たぬまま「頑張って」どんどん疲弊してしまっているのが現状ではないでしょうか?

どのような目標でもよいので目標を持つ必要があると思います。そして、それはトップマネジメントに課せられた仕事だけではなく、一人一人が自分なりの目標を持つべきだと思うのです。

がむしゃらに頑張る前にまずは目標を決めてみてはどうでしょうか?試してみる価値はあると思います。そして、一人一人が目標を持って進めれば、この国はもっとよくなると思うのです。だって、みんなすごく頑張れるんですから。

明日4月13日は、「ボーイズラブを読む!」さんです。
財務・会計
2012年4月11日

配賦基準

配賦基準_001
配賦基準とは共通でかかった費用を製品や部門に配賦する基準の事をいいます。

製品や部門でかかった原価を求めるためには、共通でかかった費用をそれぞれの製品や部門に配賦する必要があります。これは、材料費や人件費など直接特定の部門や製品に紐づけられる費用だけでなく、直接紐づけることが出来ない間接費と呼ばれる費用があるためです。

ただ、配賦計算を行うと言っても何らかの基準がないと配賦することはできません。そのための基準を配賦基準と言います。

例えば、複数の料理を提供しているレストランがあったとします。その時、お店の家賃をなんとなく雰囲気で料理に配賦計算をしてしまうと、原価を求めることが出来なくなります。

ロールキャベツには、なんとなく家賃を多く負担させるが、ステーキには家賃はほとんど負担させないといった事をすると、ステーキの原価だけなぜか低くなるといった事が発生します。そして、そのようなことをすると正しい原価を求めることが出来なくなってしまいます。

そのような適当な基準ではなく、例えば売上高に応じて家賃を負担させる、かかる材料費に応じて家賃を負担させる、直接かかった人件費の比率で負担させるなど妥当な基準を決めて配賦計算を行うことが大切です。

なお、よく使われる配賦基準として「売上高」「操業時間」「人数」「材料費」等があります。

このまんがでは販売数量で共通でかかった費用を配賦しようとしています。この場合の配賦基準は「販売数量」であるということができます。

しかし、料理を作っている人は「作業時間」を配賦基準にした方がより実態に即していると考えているようです。 

この配賦基準は計算上のお約束にすぎませんが、妥当な配賦基準を選択しないと意思決定を誤る可能性があるのでしっかりと決めていく必要があります。 
財務・会計
2012年4月10日

内部金融

内部金融_001
内部金融とは自己金融とも呼ばれ、企業が必要とする資金を、企業内部から調達する方法を言います。簡単に言うと、必要なお金は自分で用意するという事です。

この内部金融の例で一番すぐに思い浮かぶのは内部留保(儲けたお金を内部に留保しておく)だと思います。儲けたお金を使わずに取っておけば現金が増えますよね。しかし、この内部金融には減価償却による資金調達(現金が出ていかない費用=現金が手元に残る)も大きな部分を占めます。

例えば、ラーメン屋さんを営んでいる人が隣町に支店を出そうと考えているとします。そして、この支店の開店には1,000万円の現金が必要であるとします。なお、このお店のオーナーは自己資金だけでお店を回転したいと考えているとします。

このオーナーの会社は毎期300万円の減価償却を行っています。そして、いろいろな費用を支払い、税金を支払い、株主にも還元した結果、毎期200万円内部留保できるとします。

そして、これらの内部金融で得た現金はずっとためておくこととします。

現在現金が0だとすると、オーナーさんの希望を叶え、全額現金払いでお店を開店するためには2年間待ってもらう必要があります。

減価償却300万円×2年=600万円
内部留保200万円×2年=400万円
合計=600万円+400万円=1,000万円

非常に簡略化した説明ですが、内部金融のイメージはこんな感じです。

このまんがでは手元に現金があるので、設備投資をしようとしています。ただ、どうやらこのまんがで出てくる、全自動食器洗い機を買えるほどの利益は出ていないと言っています。

そのため、このまんがに出てくる男子生徒さんは、そんなに手元に現金がないでしょと心配しています。

それに対して先生は減価償却分で現金は回収できていると言っています。いずれにしても、このように自社内で必要な資金を用意することを内部金融(自己金融)と言います。
財務・会計
2012年4月10日

配賦

配賦_001
配賦とは、特定の製品や部門に紐づけられない、共通で発生した費用を配分する事言います。そして、この配分するための基準を配賦基準と言います。

例えば、あなたが洋食屋さんを開いたとします。その時、ロールキャベツに使うキャベツはロールキャベツの費用であると考えることが出来ます。

では、共通で使う水道代はどの料理の費用となるでしょうか?また、お店の建物の減価償却費はどの料理の費用とするのが適切でしょうか?

直接紐づけるのは難しいですよね。そのため、何らかの基準を使い配賦計算を行って原価を求めるといったアプローチが生まれました。

この例では、水道代の配賦基準として、提供した料理の数量で配賦したり、減価償却費は単に料理の売上高で配賦することが考えられます。

このまんがでは商品ごとの儲けを算出しようとしています。しかし、共通で発生した水道代や電気代などの料金をどのように考えるかで悩んでします。

最終コマでは、なんらかの基準で割り振っちゃえばいいと言っています。そしてこの、「何らかの基準で共通で発生した費用を割り振ること」を配賦と言います。 

マーケティング
2012年4月8日

集中化マーケティング

集中化マーケティング_001
集中化マーケティングとは市場細分化したうえで、細分化した一つの市場を選び、そこに経営資源を集中させるアプローチです。一点突破型のマーケティング手法であるという事ができると思います。

不特定多数のお客さんを相手にした方が当然市場は広くなりますが、この集中化マーケティングのアプローチではあえて不特定多数のお客さんは無視します。そのうえで、ここと決めた市場に対して持っている経営資源を集中投下します。

これは、企業の保有する経営資源の量が不足して差別化マーケティングを採りえない場合や、新規にその市場に参入する場合に採る方法となります。

例えば、市場細分化を試みた結果、いくつかの市場に分かれる事を認識したとします。そのうえで、自社の経営資源を集中する一つの市場を特定して、そこに全力を投入するようなケースを考えることができます。この場合、そのほかの市場にはあえて経営資源を投入しません。 

このまんがではお弁当を販売していない学食が、生徒の要望を受けてお弁当販売に乗り出すと言っています。しかし、現在の経営資源では細分化した市場それぞれに合わせたお弁当を投入する余力はないと言っています。

そのため、今回は文化部の生徒という風に市場を絞ってマーケティング活動をすると決めたようです。
組織論
2012年4月7日

期待理論

期待理論_001
期待理論とはモチベーション理論の一つです。この期待理論によると人は次の3つの要因の積でモチベーションの大きさが決まるとされます。

それは、
1.自分の努力が仕事の成果に結びつく期待
2.仕事の成果が個人的な報酬に結びつく期待
3.得た報酬の主観的価値


の3つです。それでは一つずつ見ていきましょう。

1.自分の努力が仕事の成果に結びつく期待  
これは、頑張れば頑張った分だけ仕事の成果に結びつくという期待です。頑張っても仕事の成果に結びつかない。頑張っても頑張らなくても得られる仕事の成果は同じだとしたら、やる気がでないですよね。

2.仕事の成果が個人的な報酬に結びつく期待
これは、例えば仕事の成果を上げれば個人的なお給料が上がるとか、ボーナスが増える、昇進の機会に恵まれる、更にやりがいのある仕事に恵まれるといった期待です。仕事で成果を出せば、お給料が上がるとか、やりがいのある仕事を任せてもらえるなどの期待があれば頑張れますよね。

逆に、仕事の成果など出しても出さなくても何ら待遇が変わらないという場合あんまりやる気がでないですよね。

3.得た報酬の主観的価値
例えば、余暇の充実に価値を感じている人にとって、仕事の成果を出すことによって、「責任のある忙しい立場」になるという事は望ましくない結果であると考えられます。

また、責任ある立場を得る事に価値を感じている人にとっては、仕事の成果を出すことによって、「責任のある忙しい立場」になるという事は望ましい結果であると考えられます。

この時、2.の仕事の成果を上げた結果得られる報酬は同じ「責任のある更に忙しい立場」ですが個人の主観的価値によってモチベーションの大きさは変わってきます。

この、余暇の充実に価値を感じている人は、得られる報酬が「プライベートの時間を確保しやすくなる」といった事ならばやる気がでるはずです。

この期待理論の前提として、人は事前に得られる利益を計算し、その大小で行動を変えるとしています。

このまんがでは上の3つの要因を一つずつ挙げています。そのうえで、列記した要因の一つでもゼロになったらモチベーションがゼロになると言っています。 
マーケティング
2012年4月6日

差別化マーケティング

差別化マーケティング_001
差別化マーケティングとは市場細分化したうえで、その市場間の違いに対応したマーケティング・ミックスを展開しようとするアプローチです。

一般的に顧客の好みは多様化しており、その多様化した好みに適合するような製品やサービスを提供することを目指している方法です。

例えば、高級車を好む層と軽自動車の経済性を好む層がいたとします。その場合、高級車を好む層には高級車を、経済性を重視する層には軽自動車をそれぞれ販売した方が効率的という事が出来ます。

もっとも、このようなマーケティングを展開するためにはそれぞれの市場に対して、一式のマーケティング・ミックスを展開しなければならないので大きな経営資源が必要となります。

これは、軽自動車を販売するためにはその市場に向けて、製品を作り、プロモーションを行い、流通を整備し…などを行いますし、高級車の販売のためにも同じような努力を行うという事です。

このまんがでは、市場を運動部と文化部に分けてそれぞれに適した商品を提供しようとしています。運動部には二段弁当を、文化部にはサンドイッチのセットを提供しようとしているようです。そして、商品を分けただけでなく、プロモーションのやり方も変えています。 

このように市場を分け、それぞれの市場に異なるマーケティング・ミックスを展開することを差別化マーケティングと言います。 
組織論
2012年4月6日

集団凝集性

集団凝集性_001
集団凝集性とはある集団がその集団を構成する人々をひきつけて、その集団の仲間にとどまり続けようとする力の度合いのことを言います。

言い換えれば、魅力ある集団の一員になったとしたら、その集団の一員のままでいたいと思うような力の度合いです。

例えば次の2つのチームがあったとします。

一つ目のチームは少人数のチームです。そのチームは、みんなが非常に優秀でお互いに尊敬しあうような環境です。そしてそのチームは過去、非常に大きな成功を成し遂げたことがあります。また、そのチームに参加するためには厳しい選別を経る必要があります。

二つ目のチームは非常に大規模なチームです。このチームは週に一度だけ全員が集まって会議を行いますがお互いの顔と名前が一致しないような状況です。さらに、発足したばかりでありだれでも参加できるような状況です。

現在あなたは、一つ目のチームと二つ目のチームどちらにも参加しているとします。今回どちらか一つのチームに専念する必要が出てきました。あなたはどちらのチームに専念したいでしょうか?

一般的に言って一つ目のチームに専念したいと感じると思います。

このまんがでは3コマ目の男子生徒は、今考えると現在の部活に入ってよかったと感じています。そして、このように入ってよかったと感じていればその集団にとどまり続けようとする動機が生まれるはずです。

この動機の強さを集団凝集性と言います。
キャンペーン
2012年4月4日

日本漂流―ルールの軽視が生産性の低下をもたらす―

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【読者各位】
この記事は、livedoorブログ奨学金の奨学生ブロガー7人による共同企画「正力・原発、日本の漂流」の一環として書いています。ブロガーのテーマは様々ですが、一つの企画で書くことで、新たな展開があるのではないか、そんな思いで始めました。
詳細は上のバナーを押してください。
 
明日4月5日は「ボーイズラブを読む!」さんです。

======【記事本文ここから】=====

「まんがで気軽に経営用語」では4月3日の「CAZANA」さんの記事にある「日本人の劣化すなわちサラリーマンの劣化」という言葉から、日本の経営の劣化という切り口で記事を書いてみたいと考えました。

日本の経営の劣化(以前より劣ってくること)と言うからには、少なくとも昔の日本の経営は今よりは良くないとこの言葉はつかえません。かつて100の実力を持った人が現在200の実力を持っているのに、劣化しているなどという事は出来ないですからね。

では昔は今よりも良かったのか?実は、日本の経営は今よりは良かったどころではありません。日本の経営には、かつて「ジャパン・アズ・ナンバーワン」などと言わていた時代があったのです。

その時代の日本の経営は「日本的経営」などと言われていました。「終身雇用」「年功序列賃金」「企業別労働組合」の3種の神器を武器に、日本企業は素晴らしい競争力で世界を席巻していたのです。

では、その時代と比較して、何が劣化しているのか?それは少し難しい問題です。確かに劣化の具体例として国際競争力が低下しているとか収益性の指標が海外の企業に比べて劣っている。ホワイトカラーの生産性が先進国の中で一番低い。などという事を取り上げることはできます。

しかし、そのようなありきたりで高度な議論は偉い先生に任せておこうと思います。今回はそんな高度な議論ではなく、ルールを軽視する風潮が日本の経営の劣化を示しているのではないかと素朴に感じた事、を書いてみたいと思います。

そして、ルールを守らない経営の身近な例として、サービス残業という問題を取り上げたいと考えています。


さて、サービス残業はルールに則しているでしょうか?ルール違反ですよね。もちろん、個人の心構えとして「たとえ賃金をいただけなくとも良い仕事をするために超過労働をいとわない」という気持ちはすごく良い事であるとは思います。
 
しかし、社会全体を考えた議論で、ルールを守らない事を良しとしてはダメです。

個人いう視点では努力が大切ですが、社会全体の視点では努力が報われる環境の整備が大切だと感じています。個別と全体という風に視点を切り替えると、必要な対策は反対になる場合があるという事です。

社会の制度を設計する側は「個人が成功できないのは自己責任」と言って環境の整備を怠り、個人の側は「環境が整っていないせいで報われない」と言って努力を怠っている。そのため誰もあまり幸せになれない。筆者は少し前にこんな風に感じていました。 

話題がそれましたね。サービス残業の記事に戻ります。

さて、このサービス残業の本質はなんでしょうか?筆者はサービス残業の本質は泥棒(窃盗・強盗と言い換えてもいいです)であると考えています。これから二つまんがを書きます。8コマでこのことを表現してみようと思います。
サービス残業―競合店の視点―_001

一つ目のまんがではまじめに商売をしている店主のお店の隣に、すごく安く料理を提供するお店ができてしましました。そのようなお店が出来たら、既存のお店も当然対抗措置を取る必要があります。そうしないとお客さんを取られてしまいますからね。

しかし対抗措置をとっても、同じような商品をさらに安い価格で販売されてしまいます。 こんなお店が隣にできたら、商売あがったりですよね。

結局、このお店が、安く料理を提供できる理由は食材を盗んできているからだったようでした。最終的には不正を働いていたお店は摘発されて、めでたしめでたしです。

では、サービス残業を従業員に強いて、このまんがと同じように安く製品を提供するお店が隣にあったらどうでしょうか?本来かかるべき人件費を支払っていないわけですから、このまんがと同じように安い商品を提供することが可能となるわけです。

この場合、自分のお店にとって、盗んだ食材で安く商品を提供するお店と、従業員へ支払うべきお金を支払わずに、安く商品を提供するお店は、本質的に何が違うのでしょうか?

そして、このような不正を行うお店が同じ市場に存在していると適正な利益を得ることが難しくなり、まじめにやっているお店が立ちいかなくなりますよね。

それって社会全体にとって幸せなことなのでしょうか?
サービス残業―従業員の視点―_001

二つ目のまんがでは最初から残業代が支払われないケースと、残業代が支払われたにもかかわらず後にお金を出すように強要されるケースを取り上げています。

2コマ目では最初から残業代が出ないと上司が言っています。それに対して、従業員は仕方ないとして受け入れました。これは最初から残業代が支払われないケースです。

4コマ目では一旦払った残業代を返せと上司が迫っています。これに対しては従業員は受け入れられないと反発しています。こちらは残業代支払われたにもかかわらず、後にお金を出すように強要されるケースです。 

さて、この2コマ目と4コマ目は本質的に何か違うのでしょうか?

一生懸命働いてお給料をいただきました。すると上司がやってきて財布からお金を出すように強要して結局お金を抜き取ってしまいました。これは泥棒ですよね。では最初からお金を払わないのは許容されるのでしょうか?許容されるとしたら何がどのように異なるのでしょうか?

そして、このような環境で正当な報酬を得られない従業員が、誠実に生産性の向上を図るでしょうか?


盗んだ食材で商売をする隣の店。財布から金を出せと強要する上司。

今、行われているサービス残業とはこのようなことではないのでしょうか?

さて、本ブログでは解決策は何も提案しません。窃盗に準じて処罰せよとか、サラリーマンはサービス残業をさせる企業など辞めてしまうべきであるとか、われわれ消費者もそのような企業の商品をボイコットせよなどと主張するつもりは全くありません。

ただ、サービス残業という現象を切り取って、まんがをつかって表現してみただけです。

明日4月5日は「ボーイズラブを読む!」さんです。  
マーケティング
2012年4月2日

同調圧力

同調圧力_001
同調圧力とは、職場や集団が意思決定を行う際に、その集団の支配的な意見に同調するように求められる圧力のことを言います。この圧力は明示的にかけられることもあれば非明示的にかけられることもあります。

明示的にかけられる圧力としては、「君がそんなみんなと異なる意見を持っていると集団の和が乱れる」といった趣旨の発言が行われることがあります。また、非明示的にかけられる圧力としては、「みんなと違う意見を持つとその集団から排斥される」といった暗黙の同意を形成するような事があります。

いろいろややこしい説明を書きましたが、この同調圧力を簡単な日本語で表すと「空気よめ」と表現するのが近いと思います。

例えば、準拠集団と同じ行動を採るように、同調圧力がかかり、空気を読んで皆と同じモノを買ったといったというケースが想定できます。

このまんがでは、男子生徒は少数意見を持っているようです。ココでの反対意見を言いにくい、という感情が同調圧力の例です。もっとも、自分の所属する集団をよりよくするためには、同調圧力に負けずにしっかりと意見をいう事も時には大切です。
人気記事ランキング
2012年4月1日

2012年3月人気記事ランキング

【第5位】
ミドルマネジメント_001
ミドルマネジメントについて記事にしました。このミドルマネジメントはいわゆる中間管理職。部長さんや課長さんに該当する人たちです。

この記事は組織に新しく仲間入りする人達向けに、上司が何をやっているかを書こうと思って取り上げたものです。今月はこれらの記事を使って「新社会人が今すぐ押さえておくべき5大経営用語」なる記事も書いています。

【第4位】 

ERG理論_001
ERG理論
の記事です。ERG理論とはマズローの欲求段階説を修正したもので、いわば改良版欲求段階説みたいなものです。

欲求段階説では5つの欲求を想定していましたが、ERG理論ではその欲求は3つになっています。しかし欲求がより大雑把になったんだったら、単純になったんだね。みたいに考えるとヤケドしますよ。
【第3位】
マクレランドの欲求理論_001
マクレランドの欲求理論について記事にしています。これらのモチベーションを説明する理論は理論名というよりも、そんな感じなんだという風に押さえていただければと思います。

モチベーション系の理論は記事にすると結構上位に食い込んでくる印象があります。

【第2位】
後入先出法_001
後入先出法について記事にしています。後入先出法とは棚卸資産の評価方法の一つで後から倉庫に入ったもの(直近の仕入れ分)から先に倉庫から出すと仮定して計算を行う方法です。

この記事では、身近な「セメント業者」の例を使って後入先出法の考え方を紹介しています。セメントはあなたの家や学校、職場を作る材料なので、身近じゃないみたいなつっこみは勘弁してくださいね。

【第1位】
新社会人が今すぐ押さえておくべき5大経営用語という記事が今月の第1位です。この記事は過去の記事から文字通り新社会人が今すぐ押さえておくべき5大経営用語を集めてきたものです。

まんがで気軽に経営用語もおかげさまで解説した用語数が増えてきましたので、こういった感じでいろいろな切り口で用語を集めてくると面白いのかなと思っています。

ただ、まだ解説済み用語が少ないため、いくつかの記事をこの特集のために書き下ろしています。2月や3月に記事を、今回の記事で紹介しているのはそのためです。 

【感想】
今月より人気記事ランキングは上位5記事にしようと考えています。傾向としてはやはり当月に書いた記事がランクインするのですが、検索エンジン経由のアクセスも順調に増えていますので、いつか検索エンジン経由でアクセスを集めまくる不動の4番バッターみたいな記事ができるのかなと少し楽しみにしています。

でも、そんな記事ばかりになったらランキングを作る意味が無くなってしまうのかなと、それを少し心配しています。

さて、今月も検索エンジン経由でのアクセスとしてPI(Purchase Index)値が非常に多くなっています。また、「人間関係論」といった検索ワードでのアクセスが増えたのが今月の特徴です。
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