まんがで気軽に経済用語

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経済学
2015年7月17日

信用財 | 判断ができないモノについては、信用するか否かが問われます

信用財
信用財とは、製品やサービスを利用した後であっても、その製品やサービスの品質が良いものであるか判断できない。ある意味、供給側を信用するしかないような財のことを言います。英語ではcredence goodsなどと表記されます。

例えばお医者さんの診療を考えてみたいと思います。前回皆様が利用したお医者さんの医療サービスはどうだったでしょうか?

「まあ、風邪がちゃんと治ったから良かったんじゃないの?」といったくらいにあやふやな判断しかできないと思われるのですがいかがでしょうか?本当に自信を持って判断することができるでしょうか?

また、いわゆる士業が提供するような法律や税務、企業コンサルサービスについても信用財となります。あなたの会社があるコンサルにお願いして業績を伸ばしたとして、果たしてそれが本当にそのコンサルの手腕によるものか、偶然なのか。それとも、コンサルのアドバイスは単なるきっかけに過ぎなかったのかは誰にもわからないですから。

このように、財を購入・利用したとしてもその本質を消費者が判別できない。根本的に提供者を信用するしかないといった財が世の中には存在するのです。

関連用語
探索財
経験財
経済学
2015年7月15日

経験財 | 利用して見なければ分からない。経験がモノを言うといったモノも存在するのです

経験財
経験財とは、その製品やサービスを購入する場合、事前にはその財の品質を判断することが困難で、実際に経験した後でないとなかなか判断できないようなモノを言います。英語ではexperience goodsなどと表記されます。

例えば、レストランでの食事や理容サービスなど。実際に食べてみたり利用したりして経験しないと判断することが難しいようなモノが該当します。

また、化粧品や香水などのように、どんなに見た目が良くとも、自分に合うかどうかは実際に利用してみるまで分からない。といった商品も存在します。

このように、事前の探索があまり効果を発揮せず、実際に使ってみるまで価値を判断することが難しい財を経験財と呼ぶのです。

このような財を提供する側では、品質に自信を持っていたとしても、一度利用してもらわなければはじまりません。

また、経験財の場合、口コミや評判といった事前情報が消費者が購入するか否かの大きな要素となる為、良い評判を作る事を意識していく必要があります。

関連用語
探索財
信用財 
経済学
2015年7月14日

探索財 | 調べれば比較することができ判断できます

探索財
探索財とはその製品やサービスを購入する際に色々比較検討することが容易にできるような財のことを言います。英語ではsearch goodsなどと表記されます。

カタログが流通しており、事前に調べる気さえあれば調べることができるような製品やサービスがこれに該当します。

例えば、家電製品などはどのようなスペックであり、別のメーカーの製品と比較して優れた点や劣った点を比較的簡単に把握することができます。この場合、実際に購入して使ってみなくても、ある程度の品質や性能を把握することができるのです。

このように、財を購入するに当たって、事前に探索を行う事ができるようなモノを探索財と呼ぶのです。

このような切り口は、消費者が財の品質などの比較がどの程度容易であるかといったモノとなります。

この切り口ではほかに、『経験財』『信用財』といったモノが挙げられます。


店舗管理
2015年7月2日

タンス在庫 | お客さまのタンスの中に入っている商品も競争相手です

タンス在庫
タンス在庫とはお客様が既に持っている商品の事を言います。そして、このタンス在庫は新しいものを販売したいというお店側にとっては潜在的な競争相手となります。

というのは、一般にお客様の家のタンスには(別にクローゼットでも物置でもよいのですが)過去に購入した大量の商品が存在しています。

そして、タンスに既にある商品と同じような商品を提案しても、「そういえばアレってタンスにあったから、そっちを使えばいいや。」となりがちです。

そのため、小売店は競合店との競争のみならず、お客様が過去に購入した者とも競争しなければならないのです。
  • 流行色という現象
さて、流行色という現象があります。「今年はビビッドな色がトレンドだから…」といった風に毎年目先を変えて提案することができるのです。

すると、「今年は鮮やかな色が流行っていますよ。デザインは似ていますが色展開が違うので、一着どうですか?」といった風に提案することにつながっていきます。

世界的な流行色はインターカラーが数年前に提案(決定?)します。なんだか計画的陳腐化に近いイメージですが気のせいでしょうか?
マーケティング
2015年6月25日

トレンド | ブームよりも長い流行です

トレンド
トレンドとは流れの事を意味する言葉で、流行の中でも長いスパンにわたって続くようなモノを指す言葉です。ブームファッドのように短期的なものではなく、傾向とか流れといった意味合いなのです。趨勢といったとても強い言葉に訳されることもあります。

例えば、地球環境にやさしいモノであったりサービスは長い期間にわたって求め続けられています。これは時代の趨勢であり、短期的に環境にやさしくない商品がもてはやされたとしても、長期的に見ればより環境にやさしいものが求められるようになってきています。

このように、長期的にみた流れをトレンドというのです。
  • 流行の期間で分けると
さて、このトレンドに似た言葉でファッド、ブームといった言葉があります。

ブームは聞いたことが多いと思いますが、ファッドはあまり聞きなれないですよね?この機会に大まかな違いを押さえてしまいましょう。

まず、ファッドですがこれは、ごく短期間の流行の事を言います。例えば、学校で『ネリケシ』が1学期の途中から流行ったけど、2学期には誰も持っていないとか、お笑い芸人さんのギャグが数週間だけ流行ったといったイメージです。

これに対してブームはファッドよりも長いスパンの流行となります。例えば、お笑い芸人さんで言うならば一世を風靡したギャグとかそんな感じです。ヨーグルトダイエットがブームになっているとか蕎麦ブームといった感じで、3か月以上続くけれども1年は続かないといったイメージになります。

そして、トレンドはこれよりも長く続く流行で、流行というよりも時代の流れといった感じになるのです。

マーケティング
2015年6月16日

ブーム | 定番になれなかった流行を後から振り返ってブームと呼びます

ブーム
ブームとはboomと表記され、急に熱狂的に盛んになる事を示す言葉です。にわか景気などともよばれます。

流行りを指す言葉には短期間の流行から長期的な流行まで順番に


ブーム

トレンド

といった風に言われます。

ファッドは本当に一過性の流行で、ブームはそれよりも長く1年ぐらいは続くことがあるモノをブームと呼びます。

しかし、流行り廃りは世の常と言いますか、流行は去るのが宿命です。しかし、その流行がファッドになるのか、ブームになるのか、それとも比較的長期間のトレンドになるのかは誰にも分からないのが現実です。

その為「よーしこれは息の長いトレンドになりそうだから生産設備を増強して…」と考えていたらあっという間に流行が終わり、後に残ったのは過剰な生産能力(とそれにかかる莫大な費用負担)だけだったといった事もあり得ます。

逆に、ブームはすぐ終わるからと乗らずにいたら、大流行になり、ブームに乗っていたら得られたであろう売上を逃すといった機会ロスが発生する場合もあります。

予測が難しいから
 
店舗管理
2015年6月8日

インターカラー | 流行色って自然に決まると思っていた時期が僕にもありました

インターカラー
インターカラーとはInternational Study Commission for Colorの事です。はい、何のことかよく分かりませんね。では日本語に訳してみます。日本語訳では『国際流行色委員会』と訳されることが多いのですが国際的な流行色の委員会といった意味合いの言葉です。
 
これでも何のことかわからないですね。「普通の人は国際的に流行している色を調査研究する委員会?」と考えると思いますが、そんなに生易しい組織ではありません。

このインタカラーは一応、2年後に流行る色を予測して発表する事を目的としている組織ですが、なぜかその予測は的中します。というか、実質的に2年後の流行色を方向付けている機関なのです。
  • 自己成就予言?予測が正確なの?
さて、人間社会では自己成就予言といった現象が発生します。例えば、PPMなどで負け犬に位置づけられた事業部が本当に負け犬化してしまい、業績が散々なものになる。10年に一度の逸材と呼ばれ続けた人が本当に大成するといった現象です。

それでは、インターカラーの2年後の流行色もその類のモノなのでしょうか?再来年は『若草色』が大流行すると言い続けていたがために本当に流行したといった感じなのでしょうか?

それとも、様々な国籍の専門家の人たちが集まって検討するため、非常に正確な予測ができているのでしょうか?

そのいずれもハズレです。答えは、インターカラーが選定した再来年の流行色の方向を元に具体的な流行を作り出すべく世界的にタッグを組んで動くといった感じです。

つまり悪い言葉で言えば自作自演に近い感じなのでインターカラーが発表した予測は的中するのですね。
店舗管理
2015年6月3日

色の三要素 | どの色を使うかでお店の印象は大きく変わります

色の三要素
色の三要素とは、色相(色合い)、明度(明るさ)、彩度(鮮やかさ)の三つを言います。

色相とは色合い、つまり赤とか青、緑といった色の事を指します。「それだったら色合いだけあれば色を表現できるんじゃないの?」と感じるかもしれませんが、マンガの1コマ目を見てください。

どれも黄色という色ですが、色相、彩度はそのままに、明度を変えてみました。同じ黄色という色相ですが随分印象が異なるはずです。

また、2コマ目では色相、明度はそのままに彩度を変えています。こちらも印象が異なるはずです。

このように、同じ色相であっても、明度や彩度が異なると違った色になるのです。

色の三要素として色を捉える際には、色は三次元の立体のどこにあるのかで表されるようなイメージとなるのですね。
  • 彩度があるかどうかで大きく分かれます
さて、無彩色、有彩色といった言葉を聞いたことがある人もいるかもしれません。

無彩色とは3コマ目の背景のような彩度がゼロ(色味を持たない)色が該当します。いわゆる『グレー』とか『ねずみ色』、『白』に『黒』といった色です。

これに対して有彩色は彩度を持つ色(色味を持っている色)が該当し、こちらは『赤』や『黄色』、『緑』『青』といった様々な色が該当します。

このように無彩色と有彩色は文字通り、彩度があるか否かで分かれる区分です。 論理的には、彩度だけがない色合いなので、色相はあると無理に捉えることもできますが、彩度がないという事は鮮やかさがゼロとなる。すなわちどのような色味を持っていてもそれを認識することはできなくなります。

つまり、無彩色は色の三要素のうち、明度だけがあるといったイメージとなるのです。


 
店舗管理
2015年5月25日

誘目性 | どのような色を使うかによって目立つか目立たないかが決まってきます

誘目性
誘目性とは、『ゆうもくせい』と読み色が他人の注意を引きつける度合いを指す言葉です。とくに注意をしていなくとも視界に入れば「あれは何?」と思うような注意の惹きつけ方を指すとされています。

一般にこの誘目性は暖色系(赤とか黄色)の方が、寒色系(青とか緑)よりも高いと言われています。また、彩度が高い方がより誘目性が高いとも言われています。(1コマ目の黄色の方が2コマ目の何とも言えない青色より目立ちますよね?)
 
と、なんだか難しい書き方をしていますが、一言で言えば、「視界に入れば目立つ色があるよ。そしてその目立つ色には傾向があるよ」という事です。傾向として、「鮮やかで温かい感じがする色の方が、鈍く寒々しい色よりも目立つ」という事なのですね。
  • どうして経営マンガに目立つ色の記事が?
このような誘目性について知っておくことは、経営用語的にもとても大切になります。

というのは、このような視点を持って広告やPOPを作っていく必要がある為です。広告やPOPなどは顧客を誘因するという目的を持っている媒体です。

そのため、想定した効果を得るために、目立たせる時には目立たせるための色合いを、あえてあまり目立たせないならば目立たせない色合いを用いる事が大切なのです。

また、安全管理上、「立ち入り禁止」とか「頭上注意」などといった看板を目立つようにするのは非常に大切なことです。
  • 目立たせるためにはあえて誘目性の低いという選択肢も
さて、目立たせると一言で言いますが、応用を利かせることも大切です。例えば、スナック菓子のパッケージを作る場合を考えてみます。

このような場合、ライバル社は誘目性の高い鮮やかで赤や黄色を多用したパッケージを用いてくるはずです。(なんとなく想定できますよね。)

この際に、あえて誘目性の低い寒色系のパッケージを投入すると、逆に目立つといったケースも考えられます。(赤や黄色の中に青のパッケージがあれば目立ちますよね?)

このように基本は基本として時には応用を考えることも大切なのですね。
情報
2015年5月18日

デルフォイ法 | 神託!?と思ったら本当に神託にちなんだ用語だった件

デルフォイ法
デルフォイ法とは、何かを予測する際に用いられる方法で、ある程度の人数の専門家に対して質問とフィードバックを繰り返す事によって知見を得る方法です。

デルフォイは古代ギリシアの神託が下される場所にちなんだ言葉で、古代ギリシアの哲学者ソクラテスの『無知の知』(自分は無知であることを知っているから、それすら知らない人と比べれば賢者である)といったエピソードで有名です。

と、そのような神託に近い知見を手に入れることができる手法という意味合いでデルフォイ法といった名前が付けられたようです。
  • 議論ではありません
さて、「意見を出してフィードバック」などと書いてありますが行うのは議論ではありません。あくまで、専門家から出された回答を集約し、それを元に各専門家が再検討するといったプロセスを繰り返すわけです。

そのため、誰かを説き伏せるとか、自分の意見を通すための議論上のテクニックを用いるといった事は行わないのです。
  • 意見の内容を検討します
そのため誰が発言したことであるとか、少数派になってしまったので議論をまぜっかえすのをやめておこうといった様々な配慮から、意見の構築が自由になります。

その結果、このようなデルフォイ法を用いて収束した意見は、将来を予測するために有益な知見を与えてくれると言われます。

経営
2015年5月14日

ピュアカンパニー | 単純に規模の拡大を志向すれば良いというものではありません

ピュアカンパニー化
ピュアカンパニー化とは、企業の組織が多角化し複雑化していく中で、その弊害が目立ってきた時に、特定の分野に集中的に経営資源を透過し、企業にとって最適な範囲での経営を実施することを指す言葉です。

企業の規模が拡大して、多角化すると範囲の経済シナジーと呼ばれる相乗効果が生まれてくると言われています。いわば、こういった拡大方向は、企業戦略上のセオリーだったのですね。

しかし、ある範囲を超えて企業の活動領域が拡大した場合には意思決定が遅くなるであったり、組織内での意見調整が難しくなるなどといった弊害が見られてきます。

「このハンコはどうして必要なのかな?」とか「あの話なら○○課長に話を通して、そのあと、関係会社にも声をかけて…」などといった風に、明らかに必要以上の調整が必要になってくるといった現象を経験したことがある人もいるはずです。

このような調整などに時間をかけているという事は、その分時間がかかって、納期が遅くなったり、コストが余計に係ったりとお客様に対しては関係のない部分で自社の競争力を殺いでいる事につながっているのです。

こういった弊害をシナジーに対してアナジーと呼ばれるのですが、このようなアナジーが目立ってきた際に、初心に戻って競争力のある分野に特化する方向を探るといった考えをピュアカンパニー化と呼ぶのです。

会社(カンパニー)を複雑なものから純粋にする(ピュアにする)ことからピュアカンパニー化と呼ばれるのですね、。
組織論
2015年5月12日

テクニカルスキル | 直接的な仕事に関するスキルのことを言います

テクニカルスキル
テクニカルスキルとはアメリカの経営学者であるカッツが提唱した管理職に求められるスキルのうち一つであり、特定の業務を遂行するために必要な力、技術的な力の事を言います。

そして、このようなスキルは管理者層の中でも比較的現場に近い管理者層、いわゆるロワーマネジメント層において重要であると言われいます。

例えば、営業部の主任さんや係長さんならばこのようなスキルは非常に重要になります。自分の部下が具体的な内容で困っているようなときに、登場して問題を解決するといった事ができますし、これらの階層の管理層にはプレーイングマネージャー的な仕事の仕方が求められるからです。

つまり、テクニカルスキルとは、特定の業務を遂行する 具体的な能力といったイメージのモノとなるのです。
  • 偉くなると
さて、このテクニカルスキルは順調に出世街道を進んでいった際には相対的にあまり重要ではなくなります。

というのは、営業部で部長さんとか本部長さんにまでなった人にとっては現場に出て行って問題を解決することよりも(もちろんできるに越したことはありませんが)事業全体の進むべき方向を的確に導くことの方が重要だからです。

そして、このようなトップマネジメント層に近くなった際に相対的に重要となるスキルをコンセプチュアルスキルと言います。
  • とはいえ
さて、偉くなれば相対的に重要度が下がると言っても、現場に近い管理者にとっては非常に重要なスキルです。何といっても、組織内で地位を得ようとする場合、当初は具体的な業務で存在感を示していく必要があります。

そして、 部下を持った際にも自分に業務についての卓越した能力があれば部署全体の業績も良くなってきます。

しかし、組織内で偉くなって行こうと考える場合、どこかのタイミングでこのテクニカルスキルに頼る仕事の進め方から、部下に具体的な業務を任せるといった感じの仕事の仕方に変えていかなければなりません。

但し、自らの強みをあえて活かさないようにするというのは中々難しい判断となるので、偉くなるのも難しいのですね。
組織論
2015年5月11日

ヒューマンスキル | 対人関係力はどのような組織内の階層で働くにしても重要です

ヒューマンスキル
ヒューマンスキルとはアメリカの経営学者であるカッツが提唱した管理職に求められるスキルのうち一つであり、その名の通り、対人関係に関する力の事を言います。

よくコミュ力とか言われることがありますが、それだけにとどまらず、リーダーシップや交渉力、社内外での調整力といった対人関係に関する力を総称する者になります。
  • 技術があっても、頭が良くても
さてカッツによると、このヒューマンスキルは管理職においてはどの階層であっても、つまりロワーマネジメントであってもミドルマネジメントであっても、トップマネジメントであっても一定の重要性を持っていると指摘しています。

考えてみれば当たり前なのですが、対人関係力は組織内で人を動かそうと考えている人にとっては必須であるというわけです。

しかし、基本的でかつ、重要なスキルであることから逆に意識しないとなかなか日の当たらないスキルであるという事もできます。

というのは、現場での能力を示すテクニカルスキルや抽象的な思考力を表すコンセプチュアルスキルはよく話題になりますし、鍛えたらすぐに仕事に効果が出てきそうな気がする為、そのようなスキルに焦点を置いた特集などがメディアでも組まれることもあります。
 
しかし、ヒューマンスキルは基本的なスキルであるため、イマイチ脚光を浴びる事が少ないケースがあるのです。

ただ、そうはいっても、対人関係力は仕事を勧めていくうえでの基盤となるスキルですのでどのような経営管理層であっても重要ですと指摘されているのですね。
組織論
2015年5月7日

コンセプチュアルスキル | 物事の概念を考える、経営管理層に必要なスキルです

コンセプチュアルスキル
コンセプチュアルスキルとは、アメリカの経営学者であるカッツが提唱した管理職に求められるスキルのうち一つであり、既知の情報を組み合わせ本質を把握し、物事を抽象化して考えるといったスキルになります。

このようなスキルは、カッツが提唱した他のテクニカルスキル、ヒューマンスキルと比較して、より経営管理層、トップマネジメント層に近い人たちにとって重要になると指摘されています。
  • 大枠を判断する
もちろん、日々の業務遂行は非常に重要なことです。これがなされなければどんなに立派な経営理念や経営戦略を掲げているような組織であってもすぐに立ちいかなくなってしまいます。

また、人間関係を築くヒューマンスキルももちろん大切です。すべての活動の基盤であると言っても言い過ぎではないと思います。

しかし、これに対して物事の本質を把握し、抽象化して考えるといったコンセプチュアルスキルは普段の仕事ではあまり重要視されないスキルであるという事ができます。

というか、日々の業務はそれ自体が非常に大変で責任の重い事ですので、なかなか「お客様はこういっていたけど、問題の本質は…だから」などといった事を考える余裕が無かったりするのです。

しかし、トップマネジメント層はまさにそういった本質を考えることが仕事になってきます。日常の細かい業務も大切ですが、大枠を把握して会社の進むべき方向を考える必要があるため、こういったコンセプチュアルスキルが大切であると言われているのです。

キャンペーン
2015年5月5日

ビックカツという強者 | 駄菓子と侮るなかれ。経営的にみると、とっても強い商品です

ビックカツ
ビックカツ。ある世代の人たちには特別な響きを持つお菓子ではないでしょか?『酢だこさん太郎』などとともに、学校帰りや遊びに行ったときに、お小遣いで買った事がある人も多いと思います。どうも『菓道』という会社が製造販売しているみたいですね。

さて、この『ビックカツ』 という懐かしい言葉を聞いて気になった事があったので、経営用語的に考えてみたいと思います。(フランスで人気No1の駄菓子との情報をぼんやりとテレビを見ていたら小耳にはさんだので書いて見たくなりました。)
  • 定番
さて、この『ビックカツ』というのは『酢だこさん太郎』などとともに、定番中の定番に当たります。つまり、「駄菓子屋を営むならこれを置かないと始まらないでしょ?」位の位置づけになるのですね。

そして、このような定番品を陳列する棚を定番棚と呼びます。

このような商品は、別に「ビックカツ入荷しました!」などと大きなPOPを出して訴求しなくとも地味ながら着実に売れていくようなものです。その為、定番品としてお店の中でしっかりとした位置を確保することができるのですね。

さらに、もともとの単価が安いといった事も影響するかもしれませんが、筆者はこの『ビックカツ』が値引き販売されているのを見たことがありません。

しっかりと定価販売できる商品であるというのもこのビックカツの強みになっているのだと思います。
  • ついで買いが促される
更に、レジの横などに置いてあれば(駄菓子屋ならお会計する場所の下の棚とかに置いてあれば)ついつい、買ってしまうといった商品でもあります。こういう、計画をせずに衝動的に購入するような事を非計画購買というのですが、このビックカツといったお菓子は非計画購買で購入されるケースが多いと考えられます。

というのは、「あービックカツが欲しい!」といった風に考えてお店に行く人はあまり考えられないからです。(とはいえ筆者は明日ビックカツを購入すると思います。ビックカツというキーワードへの接触回数が増えてザイオンス効果が生じているのでしょう。)

ビックカツ。明日買って食べようと思います。
経営
2015年4月30日

レスポンシビリティ | 仕事をしようとする際には責任はつきものです

レスポンシビリティ
レスポンシビリティとは一般的には責任と訳される言葉です。企業では非常に重視されている概念です。(この言葉を使わないにしても、責任は重視される考え方ですよね。)これを英語で表記するとresponsibilityとなります。

さて、組織で働いていると、仕事を依頼したり、逆に仕事を依頼される事が出てくると思います。

そして、その仕事を相手が受託した段階で、仕事を完遂するという責任(レスポンシビリティ)が発生するのです。

難しい言い方をあえてしましたが、「誰か、このパンを3丁目の田中さん宅に配送してくれないか?」との問いに、あなたが「わかりました、私が対応します」と仕事を受けた段階で、あなたには3丁目の田中さん宅にパンを配送する責任が生じるわけです。

そして、その責任を果たすことが当然の事として期待されてくるのです。
  • 責任と説明責任
さて、このレスポンシビリティによく似た言葉でアカウンタビリティといった言葉があります。こちらは説明責任と訳される言葉で、単に責任を果たすだけではなく、それを説明するという責任もあるんだよといった概念です。

上の例では、3丁目の田中さん宅に配送するにしても、どのような経路で配送するのか、しっかりと安全性に配慮して運転をしているのかといった風に、配送するといった責任を果たす事に加え、その業務が適切である旨の説明をする事が求められるのです。

関連用語
財務・会計
2015年4月20日

タコ配 | タコが自分の足を食べるように…と説明されますがタコは自分の足を食べないそうです

タコ配
タコ配とは、タコ配当の略で、タコがお腹が減った際に自分の足を食べてお腹を満たすように、本来は自分で持っていなければならない純資産(自己資本)を食いつぶして無理をして配当を行うといった行為を表す言葉です。

例えば、赤字になっていた場合、配当金はあくまで儲けの分け前といった位置づけであるため、本来は配当を出さないという選択肢もあるのです。

しかし、「配当を出しておかなければ株価の下落を招くかもしれない」とか、「配当が出せないと経営責任を追及されるかもしれない」といった理由によって、赤字で会社の体力が減っているにもかかわらず、更に配当という形で会社の経済的資源を流出させるような意思決定が行われる事があります。

このような姿を指して、前述のタコのようだという事でタコ配と呼ばれているのです。
  • タコは
さて、タコが本当に自分の足を食べるかどうかについては知りませんし、特にその話題を突き詰めようとも思いません。(当サイトはまんがで気軽にタコの生態ではありませんからね。)

しかし、自らの身を削って配当をするという行為についてこのように、かなり強烈な例えを使って示しているのです。

なお、負債(他人資本)と純資産(自己資本)は単に会社が現金をどのように調達しているかを示す言葉です。タコ配をするために「会社の資産を売り払って現金化して云々」といった解説がなされる場合があるのですが、それはこの『タコ配』という言葉とは特に関係のない話となります。

つまり、タコ配をするためには、最終的には現金を払い出すことになりますが、その現金の調達源泉はなんであっても構わないのです。金庫にしまってあった現金であっても、建物を売り払っても、場合によっては銀行から借りてきても良いのです。

このタコ配という言葉で問題にされるのは、配当が儲けの分け前として行われるのではなく、過年度に蓄積された内部留保、すなわち利益剰余金等の剰余金が減るという事なのです。

そのため、会社にある金庫から現金を出してきて配当金を支払ったとしてもタコ配になる可能性もありますし、十分に利益が出ている会社ならば、配当をするために土地や建物を売り払ったとしても、通常の配当である場合もあるのです。

現金とその調達源泉を分けて記録するという簿記のお話が理解できればこの辺のカラクリを理解できると思うのですが、この辺を分かって話ができる人は少ないというのが現状です。
財務・会計
2015年4月8日

為替リスク | 変動するモノを扱う場合リスク(不確実性)はつきものです

為替リスク
為替リスクとは為替レートの変動に伴う不確実性のことを言います。

例えばあなたの会社が、1ドルで何かを購入する契約を結んだとします。この時の為替レートは1ドル100円だったとして、「1ドルが原価、つまり100円の原価のモノだから、130円で売れれば30円が儲かるな…」という風に想定していたとします。

さて、このような契約を結び実際にお金を払う段になった時に、為替レートが変化しているような事を為替リスクと称するのです。

この場合、1ドルが80円にまで円高水準になっていれば、あなたの会社は80円で仕入れて130円で販売できたわけですから当初の想定よりも20円ほど多く利益を獲得できています。(この20円分が為替リスクなんですね)

しかし、1ドルが130円まで円安水準になっているような場合、あなたの会社は130円で仕入れて130円で販売する事になるので利益は無くなってしまいます。(当初の想定より30円ほど利益が少なくなっています。この30円分が為替リスクです。)

このように、通常の意味合いでのリスクというと損失方向のみを考えるのですが、為替リスクというと変動の幅、つまり得する可能性もあるという事を意味するのです。
  • とはいえ
とはいえ、このような為替リスクを放置していたら輸出入取引といった海外と行う取引は儲かるかどうか分からない一か八かの取引になってしまいます。

それでは困るので、商品を販売すると同時に外貨を購入・売却しておく(または、その時点の為替レートで取引できるような約束をしておく)といった事が行われています。これらはオプション取引や先物取引などを活用することで実現することができるのです。

この種の取引はもともと投資家が投資目的(投機目的)で行われていたのではなく、実際の取引に役立つように考え出されたものになるのですね。

(こんな風に書くとちょっと投機目的で使っている人は良くないといったニュアンスが出てしまいますが、投機目的で取引をしている人も、必要性があって使っている人の取引が成立しやすくなるといった価値を市場に提供していますので、大切な人たちなんですよ。)

マーケティング
2015年3月30日

純広告 | 純粋な広告と言っても、内容が純粋なわけではありません

純広告
純広告とは、特定の広告代理店等を経由せずに直接特定の媒体に掲載されるような広告のことを言います。

例えば、この『まんがで気軽に経営用語』が「もっとゴルフをやる人に見てもらいたいな」と考えたとします。(あくまで例ですよ)

その場合、ゴルフ関係の用語を書くのにプラスして、広告で「こんなサイトがあるよ」といった風に知らせていくという手が使えますよね?

その際に、広告会社に依頼して一斉に広告を配信するといった通常の広告と、特定の媒体に直接「実はこんな事をやっているサイトなんですが、広告の掲載をお願いできますか?」といった風に交渉し、広告を掲載するといった方法の二通りが考えられます。

一般的に、広告代理店に依頼すれば、クリック課金である、クリック保証型広告や、みられる回数を保証してくれるインプレッション保証型広告といった方法を採ることになるのですが、直接交渉の純広告はどのような方法であっても採る事ができます。(相対の交渉ですからね。)

そのため、月額いくらの月極といった料金体系を取る事も可能になるのです。
ストーリー
2015年3月13日

安いからと言って沢山仕入れると、思わぬ費用がかかるかもしれませんよ

kitu1
今日はあったかいねー

neko1
そうだね。僕はネコだから、暖かいと嬉しくなるよ。

kai2
お店も、街も、暖かい日差しを浴びて平和そのものです。

kai1
と、そんな日に、似つかわしくないトラブルの影が…

girl
誰がトラブルの影よ…

hiyo
あれ、オーナーさんおはようございます。

neko2
そういえば、今日は朝から見なかったですね…

girl
そうよ、私はお店を発展させるために仕入れの旅に出ていたのよ。

girl
イスタンブールにカイロ。ウイーンにプラハ。世界の街で仕入れをするのよ(うっとり)

kitu2
ええっ、海外に行っていたんですか?

neko2
違うよ…多分商店街にある多国籍雑貨店に行っていたんだよ。

hiyo
ああ、あの変わったお店ね。

hiyo
『禅 ZEN』って名前のお店だけど、日本のモノが一切置いていないんだよね…

kitu2
じゃあ何が『禅』なの?

neko2
よく分からないけど、ジョ○スさんって偉い人のプレゼン術が流行ったときに

neko1
意識高い系のコンサル上がりの人が開いたお店らしいよ。

neko2
で、それが巡り巡って多国籍雑貨店になったと。

girl
いやーあそこの店長さんはスゴイよ。

girl
禅の境地を極めるためにインドに渡って雑貨店を開業する事を思いついたんだからね。

neko3
(でもインド雑貨は一切置いていないんだよね…)

kai2
インド前
 
2


kai1
インド後

3

neko2
いや、明らかに別人になっているでしょ?

girl
そんなことないわ。あれは悟りを開いた男の目よ。

neko2
むしろ煩悩が増しているよな…

hiyo
まあいいわ、で、何を仕入れてきたの?

girl
ふふふ、これを見て。

1

hiyo
これは…

girl
そうよ、すごく安く仕入れることができたのよ。

girl
これだけ安く仕入れられれば、その利益で都内にマンションを借りて…

girl
いずれは上京し、丸の内で働いて、キラキラ光るオフィスビルで、仕事の出来る私は世界的な企業のCEOに。そして、素敵な執事に囲まれて(はぁと)

neko2
結局、丸の内のくだりが始まるんですね…

kitu2
でも、びっくりだなぁ…こんなにたくさんいるなんて…

girl
ふふふ、箱にHIYOって書いてあるのがかわいいよね。

girl
どこから来たのかしら。トルコかな?それともエジプトかな?

girl
それともチェコとかオーストリアかな?

hiyo
イヤイヤ、ちょっと待ってよ。僕が沢山いたら色々困るでしょ?

girl
大丈夫よ、安くして速やかに売っちゃうから。

hiyo
箱には希望小売価格って書いてあるんだけどなぁ…

girl
希望小売価格はあくまで希望だからね。

girl
守る義務などないのよ。

kitu2
まあ、希望小売価格はあくまで製造側の希望というのは分かったんだけど…

kitu1
結局、これはお得なの?

girl
多分お得よ。だって、安く売ってもちゃんと利益が出るからね。

kitu1
でもさ…

neko2
そうだね、僕も在庫を沢山持つって良くないって聞いたよ。

girl
そんなことないわ。『禅 ZEN』の店長はこの取引はウチにとってお得だと熱く語ってくれたわよ!

neko2
(もともと、ジョ○スさんにかぶれてた人なんだよね。だったらプレゼンなんかお手の物だと思うけどなぁ…)

neko1
まあいいや。じゃあ、がんばって売っていくしかないよね。

pan
そうだね。売り切るまでゴールデンゾーンに陳列してあげてよ。

kuma
一回目のお話を良く覚えているね。

pan
そうだね、あの後、ゴールデンゾーンに居座って100回くらいは売れたよ。

kitu2
ちょっと、一回目とか、100回売れたとか、そういう話は…

pan
あれ、メタ発言はダメなんだっけ?

kuma
いいよ、楽屋で話せば。

kitu2
ちょ、楽屋とかそういう話は…

kai2

kai2

kai1

kitu2
いや、何か言おうよ。

kai1
黙っている間に季節は廻り…

girl
大変よぉ…

girl
このままじゃ、丸の内どころか大宮や千葉市も危ないわ…

neko2
そんな風に言うと千葉とか埼玉の人に怒られるよ…

girl
まあ、この数字を見てよ。

kitu1
やっぱり、粗利益は沢山出てるよね。

hiyo
安く買った僕をそれよりは高く売ったからね…

neko2
でも、なんだか赤字だよ?

kitu2
本当だ。どうして赤字なんだろう?

hiyo
なんか、僕を管理するためにアルバイトの人が来ていたような気がしたけど…

hiyo
それに、知らない倉庫に連れていかれたし、銀行の人も来ていたよね…

neko2
間違って、倉庫にしまわれちゃったんだね。

hiyo
でも、そんなけ経験を通じて分かったことがあったんだ。

hiyo
それは、今期は費用がかかりすぎているという事だよ。

kitu2
どういう事?

hiyo
在庫を沢山持っていると、それを管理する為の労力がかかるという事だよ。

hiyo
だから、今までいなかったアルバイトさんが来ていたんだよね。

girl
それに…倉庫も借りたし、お金も借りたし。

girl
安く商品を仕入れたつもりだったけど、かえって高くついちゃったんだよね…

kai2
と、在庫費用についてのお話でした。

経済学
2015年3月11日

ホテリング効果 | ホテリングの法則とも呼ばれ、似たようなお店が集中していくのです

ホテリング効果
ホテリング効果とは、お互いに競合する製品・サービスを提供する企業が、あえて近くに(距離的にも、取り扱い商品・サービスラインナップ的にも)存在していく傾向の事を指します。ホテリングの法則などと呼ばれることもあります。

例えば、秋葉原のような電気街や神田神保町の古書街といった風に、一つの業種がある特定の街に集まることがあります。

また、家電製品であっても、競合同士が同じような機能、同じような価格の製品をあえて販売するといった事も発生します。

(冷蔵庫とか、電子レンジとかは、どのメーカの製品であっても同じような機能、同じようなデザイン、同じような価格帯ですよね?)

このような現象は、「競争相手に近づく(物理的にも・サービス的にも)事によって相手のお客を奪う事ができる」といった現象か説明できるのです。
  • どういう事?
さて、イマイチ説明になっていないですよね?どうして競合と近づくことによって顧客が奪えるのでしょうか?

それを説明するため、海の家について考えてみます。

ある海水浴場に海の家が2店舗あったとします。別に特別に焼きそばが美味しいわけでもなければ、アイスクリームもラーメンも普通のモノが置いてある海の家です。

このような場合、顧客が海の家を選択する理由として何が一番大きいでしょうか?同じような商品を同じような売り方をしているわけですから、商品は選択基準にはなりえないですよね?

それでは価格でしょうか?確かに価格で差を付ければ安い方が顧客を集めそうです。しかし、みなさんもご存じのとおり海の家の商品価格はどこも同じような価格となっています。

(このようなお店は、基本的に仕入れてきて、売るだけですから原価はほぼ同じだと考えられます。とすると、取りたい粗利もほぼ一緒でしょうから値段もほぼ一緒になるんですね。)

こういった状況で一番モノを言う要素はズバリ距離になります。

同じようなモノをワザワザ遠くまで歩いて行って買わないですよね?近くで買えればそれでいいはずです。
  • 距離が顧客獲得の大きな要素なら
さて、距離が顧客獲得の大きな要素ならどのようになるでしょうか?

例えば、海の家が二つしかない海岸であれば、より中央に寄った方が顧客を獲得することができます。

【もともとの位置】
==A店===|===B店==

【A店が中央に寄った場合】
====A店==|==B店==

上のような単純な図で考えてみると、A店はA店よりも左側の顧客を総取りでそのうえ、B店側の顧客を奪う事に成功しています。(何と言っても近いか遠いしか顧客にとっては重要ではないのですから。)

でも、B店もこのまま黙っている訳にはいきません。この後B店が採る戦術としては、B店も中央に寄るという事です。(商品の質を改良し差別化するという選択肢はココでは考えません。)

【B店も中央に寄った場合】
====A店=|=B店====

この結果、最初と同じ顧客数をお互いに分け合う事となります。(左側と右側の顧客にとってはお店が中央に集まったため不便な海水浴場となりました。)

このように、お互いに競合するお店があえて近くに存在していく傾向をホテリング効果と呼ぶのです。
ストーリー
2015年3月6日

集中出店は効果的?効果が大きくなればリスクも大きくなります

kai2
ココは、町はずれのファンシーショップ。80年代の香りが今なお残るちょっと時代に取り残されたお店です。

kai2
ファンシーショップという業態。結構昔の業態かなぁと思いきや、最近でも割とあるみたいです。

kai2
とはいえ、このお店は、新しい感じではなく、それなりに年季の入ったお店になります。

kai1
と、おなじみの紹介文を終えた所から本編に移りますね。

kitu2
大変だよ、ライバル店がこの地区に一気に出店してくるらしいんだよ。

kitu2
それも、一気に5店舗も構えるらしいんだ!

neko2
ずっとお店の中に並んでいるのに外の状況に詳しいね。

hiyo
ファンシーショップを一気に出店なんて変わった人がいるんだねぇ…

kitu2
なにのんきなことを言っているの?このお店が潰れたら僕たちは、フリーマーケット行きだよ?

neko1
ええっ、あの免許を持っていない素人が、路上で、人を見て『いい値』で売買するあのフリマに出店かい!?

kitu1
そうだよ。そして、使い古された雰囲気のあるぬいぐるみや人形は敬遠されて売れ残るあのフリマだよ?

kitu1
来る日も来る日も売れ残って、さびしい思いを僕たちと、人形のオーナーさん、両方がするフリマだよ…

hiyo
(なんか、偏見に満ちているなぁ…)

neko1
でも、普通のお店は、一気に何店も何店も出店なんかしないよ。

kitu1
普通に考えたら、そうだよね。そんな事をしたら自分のお店同士でお客さんを取りあっちゃうからね…

neko1
そ、そうね。それなら大丈夫だよね。

kitu2
そうだよ、仮に一軒ぐらいライバル店が増えても、フリーマーケットにはいかなくて済むと思うよ。

kai2
季節が廻り、そんなお話をしたこともすっかり忘れたころ…

pan
た、大変だよ。今日お客さんに買ってもらって街を回ったんだけど、ライバル店が5軒もこの地区にあったんだよ!

pan
それも、どのお店もウチのお店よりもかわいい気がするんだよね…どれもね…

kuma
(…だから、どうして売れたのに帰ってくるんだろう?)

kitu1
売れるたびにキャラが変わったら、アイコンがいくつあっても足りないからね。

girl
(前回、メタ発言はやめろって自分が言っていたのに…)

girl

hiyo
とにかく、ライバル店が沢山出ていて、このままじゃウチのお店が無くなっちゃうよ…

neko2
オーナーは道楽でやっているからイイにしても、僕らはフリマにはいきたくないなぁ…

girl
失礼な!

girl
確かに丸の内で働いて、キラキラ光るオフィスビルで、仕事の出来る私は世界的な企業のCEOに。そして、素敵な執事に囲まれて(はぁと)

girl
と考えているけど、このお店だって大切なのよ!

pan
オーナーさん、丸の内のくだりになると心が飛んで行ってしまうんだよね…

neko1
(話を戻してっと)でも、どうして、同じ地区に沢山お店を出店させるんだろう?

girl
それはね…

pan
(あ、戻ってきた)どうしてなんですか?

girl
近くに同じお店があると物流が効率的になって、物流コストがすごーく安くなるのよ

kitu1
(物流コスト!?)

girl
他には、広告宣伝が効率的に行えるの。だって、この地区だけにチラシをまけばみんなに知られるからね。

kitu1
(効率的な広告宣伝!?)

girl
あとは、この地区での市場シェアが高くなるのよね。

kitu2
(市場シェア!?)

neko2
随分、物知りですね…

girl
まとめると、集中出店することによって物流や広告宣伝が効率的に行えるから、市場シェアが高まりやすいって感じなんだよね。

kuma
(あれれ、いきなりゆるい感じの世界観が壊れてきたぞ…)

neko1
世界観とかメタ発言はやめようね

girl
まあ、これも『まんがで気軽に経営用語』で調べたんだけどね。

neko2
えっと、丸の内のくだりと、マンガで気軽に経営用語のくだりが定番になるのかな?

girl
『マンガ』じゃなくて『まんが』ね

girl
まあ、なんとかしないといけないわよね…そうしたら…ぴっぽっぱっとオマジナイ

girl
とぅるるる、とぅるるる。ガチャ。もしもし…

neko2
(オマジナイというか、どこかに電話してる…)

kai2
その日の夜…

kuma
営業お疲れ様でした。

hiyo
おつかれさま。今日は良く売れたね。

neko1
そうだね、僕も3回売れたよ。

kuma
でも、どうしてそんなに売れ行きが良くなったのかな?

kitu1
売れるたびにキャラが変わったら、アイコンが…

kitu2
あれ、誰も言わないの!?

kuma
言わないよ、そんなメタ発言

kai2
ワイワイ、ガヤガヤ

kai1
臨時ニュースをお伝えします

kai1
最近この地区に出店していたライバル店のトラックがクラクションを鳴らし、騒音問題を…

kai1
その結果、迷惑防止条例により営業停止処分を受けました。

kai1
この事によりライバル店は地域住民の反感を買い…

girl
ほら、ざっとこんなものよ…

girl
確かにドミナント出店は強力な出店方法なのよ。でも、ひとたび評判を落とせば

girl
集中出店している分だけ、ダメージは大きいのよ。

kitu2
へーそうなんだね。でも、誰がクラクションを…

pan
シクシク。悪事を働いてしまったよぉ…

pan
(何故か、トラックの運転手さんの運転席に置かれることになって、そしたら隙をみてクラクションを鳴らせって指示が…)

kitu1
それで、今日は見なかったのね。

hiyo
まるで『呪いのぬいぐるみ』みたいだねw

pan
(好きでやったんじゃないんだよ…)

kai2
詳しくはこちらで解説しています。または、レピュテーションリスクについての説明も、このお話には盛り込んでいます。

記事一覧はこちらです

ストーリー
2015年3月1日

お客さんの目につきやすい高さにある商品は売れ行きが違います

kai2
ココは、町はずれのファンシーショップ。80年代の香りが今なお残るちょっと時代に取り残されたお店です。

kai2
ファンシーショップという業態。結構昔の業態かなぁと思いきや、最近でも割とあるみたいです。

kai2
とはいえ、このお店は、新しい感じではなく、それなりに年季の入ったお店になります。

girl
はあ、今日もイマイチ暇だわ…

girl
お客さんも、来るにはくるけれども、そんなに買ってもらえないし…

girl
客単価×客数が売上というけれども、客単価がゼロだったらどんなにお客さんが来ても意味ないのよね…

kitu1
そんな事言ったって仕方ないじゃない。

girl
あんまり暇すぎて、いつの間にか、お人形が話しかけてくるようになっちゃったし…

girl
私は、丸の内で働くのが夢だったんだけど、キラキラ光るオフィスビルで、仕事の出来る私は

girl
世界的な企業のCEOに。そして、素敵な執事に囲まれて(はぁと)それなのに、いつになったら上京できるのかしら…

kitu1
いや、無視しないでよ…

girl
…お客さんがいる時にキミに話しかけたら痛い子って思われるでしょ(ボソっ)

kitu2
…丸の内云々は痛くないんだ…

girl
いいのよ、夢見るお年頃なんだから。

kitu1
ソウデスネ

girl
なによ、その言い方は。

kuma
ちょっと、楽しくお話しているところ申し訳ないんだけど。

girl
あら、どうしたの?

kuma
多分、僕、売上を上げるアイディアを思いついたんだけど。

girl
あら、そう?それならどんどん提案してね。私はミンナの意見を取り入れてより良い職場作りに取り組む社長だからね。

kuma
それなら僕の居場所を、いつもの下の方から、お客さんの胸の高さにしたいんだ。

neko1
ちょっと待って、場所を選べるんだったら僕は上の方が良いな。

neko1
僕らは高いところが好きだからね。

pan
じゃあ、僕はね…

hiyo
私はね…

girl
いいわ、それなら、昼休憩の時間にミンナ好きな場所に動けば。

girl
私はお昼寝しているから、静かに動いてね。

kai1
小売業なのに昼休憩があるの?といった心の声が聞こえた気がしましたが無視して進めます。

girl
さーて、お昼の休憩も終わったので営業再開するね。

kai2
―ナレーション―
色々無理が出てきているお店ですが、地域の住民に愛されてやまないファンシーショップ。オーナーさんは丸の内で働きたいとの野望を持っているらしいのですが、お店の中にいる子はこのお店が無くなってしまうと大変です。
何とかお店を再建するためにお店の子も知恵を出し合って頑張ろうというお話です。

hiyo
でも大丈夫、このサイトの中の人は中小企業診断士だから何とかなるのよ(キリッ)

girl
…とりあえず、中の人とかそういうメタ発言は止めようね…

kai2
―ナレーション―
そろそろ本編に戻りますね。

kai2
お客さん1 あ、この「クマ」君をください。

kai2
お客さん2 私は本当はネコが好きなんだけど、どうしても目に入る「クマ」君をください。

pan
あれれ、僕たちの方を全然お客さんが見てくれないよ…

pan
見てもらえないんじゃ、どんなに僕たちに魅力があっても売れないよね…

neko2
(…営業時間中は絶対に動いたりしゃべったりしちゃだめだよ…)

pan
だって…

neko2
(…だってじゃないよ。…ぬいぐるみが生きてしゃべるなんてのがお客さんにばれたらマズイでしょ?)

hiyo
(…そうよ、なんだか呪いの人形みたいで、呪いの人形が売っているお店みたいで、呪われているお店みたいで…)

neko2
…君、『呪い』って言いたいだけでしょ?

hiyo
最近ホラーに凝ってるんだよね♪

kai2
その日の営業時間後

kuma
ただいまー、いやぁ、今日は良く売れたよ。

kitu1
(…売れたのにどうしてかえってくるのかな?)

neko3
売れるたびにキャラが変わったら、キャラアイコンがいくつあっても足りないじゃない

girl
(だから、キャラアイコンとかそういうメタ発言は止めようよ…)

pan
ねえねえ、どうして今日はそんなに売れたんだい?

kitu1
そうよだよ、教えてよ

girl
それは、「クマ」君がゴールデンゾーンに立っていたからなんだよね…

pan
ゴールデンゾーンって、なーに?

kitu2
別に棚は金色じゃないよ?

girl
そうじゃなくって、お客さんの目につきやすい高さがあるんだよ。そして、その高さにおいてあるモノは売れやすいから、ゴールデンゾーンって呼ばれるんだよ。

hiyo
えー知ってたの?

girl
いいえ、知らなかったわ。さっき、『まんがで気軽に経営用語』で調べたのよ。

neko2
一応社長なんだから知っておいて欲しいよ。

kai2
と、目につきやすいところにあると売れやすいというお話でした。

kai2
詳しくはこちらで解説しています。

記事一覧はこちらです
ストーリーで解説経営用語
キャンペーン
2015年2月28日

ストーリーで経営用語を解説しちゃいます♪

pan
初めまして。僕たちが経営用語を解説しちゃうプロジェクトを立ち上げます。

neko2
唐突だね…

kuma
でも、僕たちがデビューできるから良いと思うよ。

kitu1
そうはいっても、まだキャラも固まっていないし、名前もないし、いろいろ決まっていない状態なんだよね。これじゃ、経営マンガの中の人も困っちゃうと思うんだよね。そもそも…

hiyo
設定とかそういうのはあんまり言わない方が…

girl

こんな感じでバタバタしながらお話を進めていきますね。

kai1
解説は私がやりますね。

girl
とはいえ、何を解説しようかしら…

kitu2
えっ、何も決まっていないの?

neko2
仕方ないよ。経営マンガの中の人は色々な事に手を出し過ぎて、消化不良気味だし…

kuma
まあ、書いていく中でだんだんキャラも固まっていくと思うよ。

kai2
というわけで、お付き合いの程よろしくお願いいたします。ストーリー化希望の用語についても受け付けていますので、お気軽に言ってくださいね。

記事一覧はこちらです↓
ストーリーで解説経営用語
マーケティング
2015年2月24日

非計画購買 | 計画していた以外のものを買ってしまうといった事ありませんか?

非計画購買
非計画購買とは、購買しようと計画を立てていなかったものを購買する事を言います。と、購買とか言うとなんだか固いですね。

平たく言うと、「あれ、こんなの買うつもりがなかったんだけどなぁ」といった行動の事を言います。
  • 衝動買い?
と、このように書くと「それって衝動買いの事だよね?」と考える方も多いと思います。
 
確かに、衝動買いは非計画購買の中の大きな部分を占める行動ですが、「買うつもりがなかったけど買ってしまった」といった行動には、例えば「店員さんが巧みに勧めるから欲しくなった」とか「そういえば、トイレットペーパーが切れていたっけ?」といった風に思い出して購入するといった行動もあり得ます。

これらの行動は、最初から計画を立ててお店を訪れたわけではないので非計画購買に該当しますが、別に衝動買いではないですよね?

こういった風に、非計画購買イコール衝動買いとはならない点に注意が必要です。
  • 非計画購買を引き起こすためには
売上高は客単価×客数といった非常に分かりやすい計算式で示されます。そして、非計画購買を上手くひき起せれば客単価の向上が図れます。(理屈ではですが)

さて、非計画購買を引き起こすためにどのような工夫がありうるでしょうか?

関連したものを近くに陳列する
例えば、『イワシのつみれ』の近くに『白菜』や『鍋の素』などを置いておいて、「そうだ、今日は鍋にしよっと。」といった風に思ってもらうといった事が良く行われています。(こういうのを関連購買と言います)

タイムセールで半額
また、POP等で「今だけ半額」といった条件に従うと割引を受けられるといった事を訴求するといった方法もあります。(条件購買と言います)

思い出させる
「あれ、トイレットペーパーが切れていたなぁ…、タマゴがあと少しだったなぁ…」といった記憶を思い出させるような工夫をしたりします。(これもPOPで「お買い忘れありませんか?」といったメッセージを表示するといった事が行われます。固い言葉では想起購買と言います)

とにかくプッシュ
または、とにかく販売員が頑張って人的販売を行い、欲しいと思わせて販売します。

「奥さん見てください。この包丁はなんでも切れちゃう。ワイヤーでも電線でも。スパスパ切れますよ!今ならこれにまな板までつけちゃう!」といった口上でまくし立てて欲しいと思わせる手法です。(冷静に考えれば、ワイヤーも電線も包丁で切ったりしませんので不要な機能なんですけどね。)

なお、こういった非計画購買は店舗に長くいればいるほど起こりやすいと言われています。その為、客動線を長くなるようにあちこちにマグネットを置いたりと小売業は様々な工夫をするのです。

逆に言うと、非計画購買をして無駄遣いをしたくなければ、目的のモノを買ったらさっさと立ち去るとよいのですね。
経済学
2015年2月17日

売り手市場 | 売り手がわの立場が強くなる状況の事を言います

売り手市場
売り手市場とは、市場で取引されている売り物が需要に対し相対的に不足しているため、売り手側にとって有利な状況になっていることを示す言葉です。

例えば、あなたが持っている時計をネットで販売しようとした時を考えます。

このような時に、買いたいとのオファーが殺到したならば、その中で有利な条件を探すことができますよね?特に個人的な恩や思い入れが無ければ、条件の悪い相手にワザワザ売ったりはしないはずです。

このように、売り物(供給)にたいして買い手(需要)が多ければ、売り手側の方が有利となるのです。

(最終的には、「そんなに有利なら、売り手として参入しようか」といった風に、売り手側が増えて売り手の有利さは解消されます。この辺は経済学の需要と供給が均衡するといったお話ですね。)
  • 人事用語としての売り手市場
さて、以上が一般的な売り手市場についての説明でしたが、人事用語、特に新卒の就活に対して売り手市場と言われる事があります。この場合の売り手は学生さん(労働力の売り手)、買い手は企業側(労働力の買い手)になります。

というのは、新卒の就活はどれだけ企業側の需要が増えても供給が増えることは基本的にはありませんし、どれだけ企業が採用を絞っても、供給が減ることがないので、売り手市場や買い手市場になりやすいのです。

(需要が多いから前倒しで学校を卒業しようとか、需要が少ないから学校の卒業を控えようといった事はあまりないですよね?(全体の一部は進学といった行為で調整されます))

という事は、供給は常にほぼ一定で需要のみが増減する。つまり、売り手市場や買い手市場は就活生には何の責任のない外部的な事象なのです。

関連用語
買い手市場
情報
2015年2月16日

注目率 | 広告がどれだけ注目されているかの指標です

注目率
注目率とは媒体を読んだ人のうち広告に注目した人および、なんとなく見たような気がする人の割合です。せっかく広告を出すわけですからやはりちゃんと見て欲しいですよね?

というか、見てくれなければせっかく広告を出しても意味がないですからね。 

さて、この注目率ですが、計算式としては以下のようになります。

【注目率=(見たような気がする人+ちゃんと見た人)÷媒体を読んだ人×100】

ですね。

見たような気がする人といったのが、入っているのが広告業界に都合のよさそうな指標ですが…単に注目率と言われるとしっかりとみてくれているように思えますよね。
さて、似たような考え方に精読率といったモノがあります。

こちらは、広告媒体に接した人のうち、ちゃんと見た人の割合を示すものです。

それなので、注目率とは精読率の基準を緩めたモノという事も出来るかもしれないですね。 
経済学
2015年2月12日

インバウンド消費 | 外国の人が来日して消費してくれると経済効果があるのです

インバウンド消費
インバウンド消費とは、来日した外国人が日本国内で行う消費活動のことを言います。インバウンドが外国人が来日することを指し占める言葉なので、来日した人の消費活動といった意味になるのですね。

例えば、トルコやタイの人が来日して何かを買って行ったような場合をインバウンド消費というのです。また、中国の人が来日して高級品を買ったり(銀座とかに行くとビックリするくらいいろんな国の人が歩いていますよね?)するようなイメージです。

現在では、国を挙げて外国人観光客を呼びましょうと取り組んでいる事もあり、非常に訪日外国人の人が増えています。

そのため、訪日してくれた外国の人の消費活動が脚光を浴びているのですね。
  • 優遇措置も
このように、脚光を浴びているインバウンド消費ですが、外国人が日本国内でモノを購入するような場合では、日本人がモノを購入する際に当然かかるアレがかからないといった優遇措置も行われています。

日本人にとって日常となってしまっているため、今更意識する人はあまり多くないと思いますが、アレがかからないと非常にお得ですよね。

と、この説明でピンときた方いらっしゃいますか?

実は、あれとは消費税の事を指しています。つまり、訪日観光客は消費税が免税となるため、日本人よりも安く商品を購入することができます。

「ずるいなぁ…」と感じる方もいるかもしれませんが、観光客が国内でモノを購入しても、実際に消費するのは海外となる(はず)なので、輸出といった考え方になるのです。

そして、消費税は国内で消費されたものにかかる税金ですので(だから輸入商品のオリーブオイルとかを買っても消費税がかかるのです)、輸出扱いなら消費税はかからないのです。
経営
2015年2月10日

移動障壁 | 違う戦略を採るのは簡単ではないのです。成功していると特にです

移動障壁
移動障壁とは、ある特定の戦略を採っている企業が、別の戦略を採る事へ対する難易度を示す言葉です。

例えば、小売業という事業を考えてみたいと思います。

一口に小売業と言っても、高級品を扱うお店、低価格品を扱うお店。若い人向けのお店、シニア向けのお店など、様々な切り口が考えられますよね。

それでは、ある特定の領域で成功した企業が別の領域で事業をしようとしたらどうでしょうか?

具体的には、シニア向けの低価格品を扱うお店が若い人向けの高級品を扱いたいと考えたとします。どうでしょうか?

接客方法は従来のシニア向けで大丈夫でしょうか?低価格品を売るような陳列方法で大丈夫でしょうか?若い人が好む商品を仕入れる事は従来の仕入れルートで可能でしょうか?
 
ちょっと考えるだけでも色々問題がありそうですよね?そして、このように、従来の戦略的なポジションから別の戦略的なポジションに移ろうとする際に生じる問題、障壁を移動障壁というのです。

但し、上の例でも、資金という経営資源には色がついていないので活用することが可能です。また、経理や総務といった間接部門のリソースもそのまま利用することができると考えられます。

さらに、既に持っている配送網や販売管理等のシステムも活用できると考えられます。(こういった考え方を範囲の経済と言います)

このように、別の戦略を採ろうとした際には、確かに移動障壁といった壁はありますが、逆に一から始めるよりも有利に働くような要素もたくさんあるのです。

また、低価格路線から高価格路線に舵を切る行為はアップスケール化という言葉があるように、割と一般的な戦略となっています。

様々な障壁
参入障壁
撤退障壁
法務・支援施策
2015年2月9日

価格カルテル | 本来競争するはずの企業が話し合いをして、不当に利益を得るのです

価格カルテル
価格カルテルとは、複数の企業が価格を維持する事や引き上げる事を決めて、不当に利益を得ることを言います。

このような取り決めがないような状態では、(自由な競争が行われていた場合)価格はそれぞれの企業が競争した結果で決定していきます。その結果、競争が行われれば適正な価格になるのです。

端的に言えば、競争が行われれば安くなるのですね。

また、価格が下がれば一般にそのモノの需要が増えますので、売上額自体は一概に減るとは言えません。(売上=価格×販売数量ですからね。)

しかし、価格を維持した方が利益が多くなるといったケースも存在します。

このような場合においては、企業は利益を最大化するために当事者間で話し合いを行い、価格を維持したり引き上げたりすることを望む場合があります。「安売り競争に陥らないように」とか「せっかくだから値上げして儲けよう」といった話し合いを望むのですね。

しかしながら、このような話し合いがなされると、消費者の立場に立った場合には不当に高いものを購入させられるといった事につながってしまいます。

これでは良くないですよね?

しかも、消費者が損した分だけ、そのままモノやサービスの供給者側が得するのなら、それはまだマシなのです。良し悪しを別とすれば、経済全体ではプラスマイナスゼロですからね。

しかし、価格カルテルによって本来よりも値段が高まることによって、本来ならば消費者がモノやサービスを購入ることによって得られるはずだった利益を無駄にしてしまいます。

その結果、経済全体で見た時に損失が発生してしまうのです。こういうのをまんがで出てきた死荷重という言葉で示すのです。その為、このような価格カルテルは独占禁止法で禁止されているのですね。(違反するときついお仕置きがありますよ。)

但し、現在では、消費税の価格転嫁対策の一環として、消費税を価格転嫁する、表示を統一するといったカルテルについては独占禁止法の対象外にするといった制度が定められています。
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